パリらしくグループステージを終える

イーブンに始まったこの試合だったが、パリがこの拮抗した状況を打開する。パブロ・サラビアが最初のチャンスを迎えると(4分、9分)、マウロ・イカルディがシュートを止められ(15分)、キリアン・エムバペも抑えられ、さらにはネイマールもフリーキックを止められる(29分)。

やっとパリが均衡を破ったのはエムバペが抜け出しイカルディがゴールに突き刺した時であった(1-0、32分)。3分後、ネイマールからパスを受けたサラビアがゴールネットの左隅を突き刺した時にパルクがまた湧いた(2-0、35分)

後半開始直後、ネイマールはエムバペからのパスをしっかりと沈め、さらにリードを広げる(3-0、47分)。次はネイマールがキリアンにパスを出し、彼がそれを狙うが惜しくもバーの上を行く(53分)。60分を過ぎた頃、またネイマールがキリアンにボールを出し、今度はしっかりと彼がゴールへ沈めた(4-0、64分)

残り8分になってもパリにチャンスはやってくる。キリアンがPKを貰い、ネイマールがカバーニへそのボールを渡し、カバーニがしっかりとそのPKを沈めた(5-0、84分)。これがこの日の最後のゴールとなった。トーマス・トゥヘルの戦士たちは、この試合で枠内に1本もシュートを許さず、限りなく勝ち点18に近い勝ち点16でグループAを首位で通過した。