KM-7星群

土曜日のサンテティエンヌ戦で155点目と156点目を挙げたキリアン・エムバペは、パリ・サン=ジェルマンの歴史において、より大きな存在となることになった。その156ゴールと、この世のものとは思えないようなパフォーマンスについて、望遠鏡でじっくり見てみよう。

パリ・サン=ジェルマンの銀河系は数多くの星で構成されているが、その中でも特に輝きを失わない星が一つある。それは、サッカー界全体が注目しているキリアン・エムバペだ。

パリ・サン=ジェルマンのFWは、ルージュ・エ・ブルーで205試合に出場し、ズラタン・イブラヒモヴィッチの記録と並ぶゴールを決めている。これは、156得点までに226試合かかったクラブ歴代得点王のカバーニを上回る驚異的な得点率である。

右脚で119ゴール、左足で32ゴール、ヘディングで4ゴール、エムバペは110試合で1ゴール以上決めている(205試合中)。キリアンが得点した時のチームの成績は1007敗と、彼の世界王者としての威厳を表している。この統計は、土曜日のサンテティエンヌ戦でも表れた。エムバペは2点を決め、さらにダニーロの3点目をアシストし、チームのピンチを救い状況を好転させた。

今シーズン、KM7はリーグ・カップ戦合わせて74分ごとにゴールに直接関与している(24ゴール14アシスト)。パリ・サン=ジェルマンの背番号7は、ゴールとアシストを決める完璧な選手となり、周囲にインスピレーションを与える存在となった。

キリアンは、PSG TVのインタビューに応じ、サポーターに感謝の意を表した。「156ゴール目?信じられないくらい特別なことだよ。イブラヒモヴィッチのような選手の記録と肩を並べることができるなんて、素晴らしいことだと思う。パルク・デ・プランスで得点できたこと、そして彼の記録に並んだことは、特別なことだ。ホームでいつも応援してくれているサポーターの前でこの瞬間を迎えられて本当に幸せだ。これからが大事な時期だし、みんな同じ方向に向かって進んでいきたい。」

キリアン・エムバペはアシストランキングでトップに立ったことはないが、リーグ・アンでの今季10アシストを記録し、これはすでに自己最高の合計であり、リオネル・メッシと並んでリーグでトップタイとなっている!今季のエムバペへのアシスト数は、レオが4アシストで最多となっている。通算で見るとアンヘル・ディ・マリア(23)とネイマール・ジュニア(18)が、PSG入団以来、キリアンのアシスト数を最も多く記録している。

デビュー以来、エムバペは121ゴール46アシストを記録し、他のどの選手よりも多くのゴール(167)に関与している。ゴール関与で2位に来るのはエディンソン・カバーニで115だ。

星を見るのが好きな人なら、KM-7の星座は見ごたえがある。PSGという銀河で絶え間なく成長するエムバペは、最大級の光を放ち続けるだろう。