サンテティエンヌに逆転勝利!

ホームで行われたリーグ・アン第26節のサンテティエンヌ戦で序盤にビハインドを負ったパリ・サン=ジェルマンは、後半に逆転に成功し3-1で勝利し首位の座をキープした。

レアル・マドリードとのチャンピオンズリーグ・ラウンド161戦での勝利から11日後、パリ・サン=ジェルマンはホームに戻り、サンテティエンヌを迎え撃つこととなった。マウリシオ・ポチェッティーノ監督は、この試合を軽視することなくエムバペ、メッシ、ネイマールを3トップに起用した。

自分たちのプレーをしようと決意した攻撃陣は、粘り強くて非常にコンパクトなサンテティエンヌを倒さなければならないことをすぐに理解した。試合はタイトな展開となったが、先制したのはサンテティエンヌだった。ブアンガがエリア手前でボールを奪い返し、ジージョ・ドンナルンマの目の前で強烈なシュートを放ち、ゴールを決めた(0-1、16分)。

しかし、PSGは落ち込むことなく、すぐに同点に追いつくためにギアを上げていく。キリアン・エムバペが果敢に同点弾を狙い、何度も何度も悔しい思いをしたが、ついに突破口を開くことに成功した。レオ・メッシの絶妙なスルーパスを受けたエムバペがゴールネットを揺らし、パルク・デ・プランスを湧かせた(1-1、42分)。ハーフタイムを前にして、安堵のため息が漏れた。

ポチェッティーノ監督は、この試合、そしてチームにバランスを持たせるために、アンヘル・ディ・マリアを右サイドに配置した。しかし、メッシとエムバペのコンビが再び決定的な役割を果たすことになる。メッシからまたもや絶妙なボールを受けたエムバペがそのボールをゴール裏へ蹴り込んだのだ(2-1、47)。このゴールにより、エムバペはズラタン・イブラヒモヴィッチのクラブにおける通算ゴール数(156)に並び、エディンソン・カバーニに次ぐクラブ通算ゴール数第2位となった。

エムバペはその後、完璧なクロスをあげダニーロのヘディングでのゴールをお膳立てした(3-1、52分)。オープンな試合展開の中、サンテティエンヌは果敢に攻め続けるが、ジージョ・ドンナルンマが注意深く状況を見守る(67分)。

PSGはテクニックを駆使しようと攻撃を続けた。アンヘル・ディ・マリア、ネイマール、ジニ・ワイナルドゥムのシュートがポストに当たり、エムバペとメッシのコンビは輝き続けた。個性とスタイルで勝ち取った勝利。これにより首位の座を固めたPSGは、来週末にニースとのリーグ・アンでの対戦に臨む。