PSGがフランスカップ決勝進出!

PK戦にもつれこんだ試合に勝利した(2-2、PK5-6))パリ・サン=ジェルマンが7シーズン連続でフランスカップ決勝進出を果たした。この試合を振り返ってみよう!

シーズン終盤の過酷な連戦の中、PSGはフランスカップ準決勝でモンペリエと対戦した。この試合、マウリシオ・ポチェッティーノ監督は4-3-3の布陣で臨み、怪我から復調したキリアン・エムバペがスタメンに復帰した。そして彼と共に攻撃を担ったのはマウロ・イカルディとパブロ・サラビアだった。

攻撃的な2つのチームによるの魅力的な試合展開が期待されてこの準決勝、PSGはすぐにペースを掴むために試合開始から先制点を狙う。そして今回もまた、キリアン・ムバッペが持ち前のスピードで先制点を決める。イドリッサ・ゲイェとの巧みなチームプレーから深い位置に入ったエムバペは、ディミトリー・ベルトーを破る左足で強烈なシュートを決めた(0-110分)。

 

PSGはプレーの流れをうまく掴み、自由にプレーする。キリアン・エムバペはその後もゴールを狙い続け(16分、18分)、マウロ・イカルディもシュートをうつが、これはモンペリエのGKに阻まれる(28分)。その後、モンペリエもいくつかのチャンスを掴み、ガエタン・ラボルドが同点に追いつく(1-1 45分)。

両チームともチャンスをつくった前半を終え、PSGは後半も自分たちのゲームプランを実行しようと試みる。攻撃の要となったキリアン・エムバペは、その電光石火のスピードで相手に恐怖を与え続けた。そして後半開始早々、エムバペは左サイドから切り込み、数人の選手をかわし、最後はGKベルトーをかわしてこの日2点目となるゴールを決めた(1-250分)。ブレスト、リールに続き、3試合連続のゴールとなった。その後も、パブロ・サラビア(59分)やキリアン・エムバペ(62分)がゴールに迫るなど、PSGは攻撃の手を緩めようとしない。

 

 

PSGは後半30分までに勝負を決めることができたはずだったが、モンペリエはまたもやカウンターからアンディ・ドゥロールがゴールを決める(2-283分)。その後は、ベルトーがマウロ・イカルディ(90'+3)とダニーロ・ペレイラ(90'+4)のシュートをセーブし、結局試合はPK戦となった。そして、モイーズ・キーンが勝負を決めるPKを成功させ、大きなプレッシャーの中PSGが決勝戦への切符を手にした!

パリ・サン=ジェルマンは昨年の王者としてとして、519日にスタッド・ドゥ・フランスで7年連続となる決勝に臨む。