王霜のPSGへの貢献に感謝

パリ・サン=ジェルマンと中国代表の王霜は、2020年6月に満了予定だった契約を解除することが合意に達した。

MFの王霜は2018年8月に加入し、パリのクラブで過ごした1年間に27試合に出場して8ゴール7アシストを記録。その後、中国代表に合流して女子ワールドカップフランス大会に参加した。

PSG女子チームのスポーツディレクターであるブルーノ・シェイルは次のようにコメントしている。「パリ・サン=ジェルマンでの1年間に、王霜は本当に印象的な活躍を見せ、PSGファンの心を掴んだ。2018-2019シーズンのフランス2位となったチームにスムーズに溶け込み、ピッチ上でその才能を存分に発揮し、多くの個人賞も受賞した。ピッチ外でも象徴的な選手となり、中国におけるクラブの知名度向上に多大な貢献をしてくれた。パリでの彼女のドキュメンタリーシリーズはソーシャルメディアで800万人以上の中国のファンにフォローされた」

王霜:「温かく迎え入れてくれて、シーズンを通してサポートしてくれたパリ・サン=ジェルマンとパリのファンに感謝したい。サッカー選手としても人間としても大きなことを学べる経験になった。昨シーズンを終えたあと、家族や友人たちの近くで過ごすため中国に戻りたいという思いをチームメートやクラブに説明し、誰もが理解してくれた。パリ・サン=ジェルマンは本当に大きなクラブで、これからも私の心の中にずっと残り続ける。アレ・パリ」

パリ・サン=ジェルマンは彼女がこのクラブで見せてくれたプロ意識に感謝し、今後のプロキャリアに最大限の幸運を祈る。