パリがソヨーを降す

パリ・サン=ジェルマン女子チームは、4月4日(日)、サン=ジェルマン=アン=レーのスタッド・ジョルジュ・ルフェーヴルで、ソヨーを7-0で破り、D1ランキング首位の座を固めた。

モンペリエ戦で3-0の快勝を収めてから8日後、フランス女子1部リーグのレ・パリジェンヌは、ギャンガンとの試合が延期になった2位のリヨンを追い越すため、15連勝を目指して試合に臨んだ。オリヴィエ・エシュアフニ監督は、順位が10位で残留争いをしているソヨーに対し、攻撃的なスターティング・メンバーを起用した。

この試合では、両者がパリ・サン=ジェルマンのユニフォームを着用していたのが大きな驚きだった。パリはジョーダンの4thキットを着ていたが、フランスの首都に向かう途中でユニフォームを紛失してしまったソヨーは、パリの白いアウェイキットを着ていた。これには解説者も頭を悩ませただろう。

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パリは力強いスタートを切った。カディディアトゥ・ディアニがマリー=アントワネット・カトトにクロスを上げ、シュートはクロスバーを叩いた。すぐにサンディ・ボルティモールが戻ってきたボールを奪い、カトトがセカンドチャンスをものにした(1-0, 10')。さらに41分には、ボルチモールのコーナーキックをパウリーナ・ドゥデクがヘッドで決めてリードを2点に広げ(2-0、41')、ハーフタイム直前にはサラ・デブリッツのコーナーキックをフォルミガが決めて3-0とした(3-0、45+1')。

さらに60分には、再びデブリッツのコーナーでカトトが追加点を挙げた(4-0、61')。さらに、このフランス代表のストライカーは、グレース・ゲヨロのゴールもお膳立てした(5-0、63')。その後もチームは次々と攻撃を仕掛けていった。ディアニもスコアシートに名前を載せ(6-0、67')カトトがナディムとのワンツーでハットトリックを達成した(7-0, 74')。

この結果、パリはリヨンとの勝ち点差を暫定的に4とし、代表戦ブレイクに臨むことになった。次の試合は、4月18日(日)14:00にリヨンのグルパマ・スタジアムで行われるUEFA女子チャンピオンズリーグ準々決勝のセカンドレグで、エシュアフニ監督率いるチームはファーストレグの1-0の差を覆すために戦う。