パリジェンヌが今年初戦で圧勝!

パリ・サン=ジェルマンの女子チームは、D1アルケマ(女子フランスリーグ)第13節でサンテティエンヌに5-0で圧勝した。試合を振り返ってよう!

1ヶ月のリーグ戦から離れていたディディエ・オレ=ニコル監督率いるチームは、日曜日にD1アルケマに復帰した。パリジェンヌはアウェーのスタッド・サリフ・ケイタ・ドゥ・サンテティエンヌで、今年最初の試合を行い、昇格したばかりのチーム相手に大勝した。この試合、PSGはディアニ、カトト、ボルティモアの攻撃トリオとアムラウィ、ゲヨロ、ディアロの中盤トリオを先発させた。アミナタ・ディアロとケイラ・アムラウィは、この試合でクラブ通算100試合出場という画期的な記録を達成した。

PSGは、前半6分にカディディアトゥ・ディアニが先制のチャンスを得たが、ホーム側のキーパーが完璧に対処した。そのすぐ後、マリー=アントワネット・カトトが先制点を決める。ディフェンスのミスからボールをコントロールした彼女は、渾身の力でゴールを奪った(1-0, 10)

序盤から絶好調のパリ・サン=ジェルマン女子チームは手を緩めることなく、数多くのチャンスを作り続けた。そして前半のアディショナルタイムに、カディディアトゥ・ディアニが自身の打ったシュートをはじかれたところを落ち着いて決めた(2-0, 45分)。このゴールにより、パリジェンヌは余裕をもって前半を折り返すことになった。

後半、パリジェンヌは勝ち点3を獲得するために、前半同様に相手を圧倒する。サンディ・ボルティモアの素晴らしいコーナーから、パウリナ・ドゥデクが力強いヘディングシュートを決め、リードを広げた!(3-0, 58分) その数分後、サキナ・キャシャウィのパスからカトトがこの試合4点目となるゴールを決めた(4-0、64分)

その数分後、カトトは満足するどころか、さらに相手を窮地に追い込む。サンディ・ボルティモアの完璧なCKから、カトトはボールをゴールに叩き込み(5-0、68分)、ハットトリックを達成したのである。この素晴らしい活躍により、マリー=アントワネット・カトーは、パリ・サン=ジェルマンの歴代得点王であるマリー=ロール・デリーの記録にあと1ゴールに迫った。ディディエ・オレ=ニコル監督率いるチームは攻め続けたが、結局0-5で試合は終了となった。

今年初戦となったこの試合で5得点無失点と圧勝したPSGは、来週土曜日、クープ・ドゥ・フランスのラウンド16でオリンピック・リヨンとスタッド・ジャン・ブアンで対戦する。