王者たちのパルク

試合:
パリ・サンジェルマンの今季ホーム最終戦。サポーターとともに優勝を祝い合う機会となった。まずはピッチ上で…

この日のショーはディジョンのゴール前での派手なパフォーマンスで幕開け。開始からわずか4分の間にパリ・サンジェルマンが2度ゴールネットを揺らした。まずはディ・マリアが20メートルの距離から放ったシュートが相手選手に当たってゴール(1-0, 3分)。その直後にもエル・フィデオからのクロスに合わせたエディンソン・カバーニが強烈なヘディングを叩き込んだ(2-0, 4分)。

その後も試合の流れは変わらず。パルク・デ・プランスが王者を祝福するパーティーはもう始まっていた。トーマス・トゥヘルのチームはGKルナルソンの守るゴールに襲いかかり、キリアン・エムバペが角度のない位置からの強烈なシュートで3点目に迫る(10分)。続いてムベ・ソウのヘディングは相手GKがセーブ(25分)。前半終了10分前にはクルザワのクロスをカバーニが折り返し、滑り込んだエムバペが押し込んで3点目を加えた(3-0, 36分)。

フランス代表FWはさらに後半にもルナルソンの頭上を抜く見事なチップキックで自身2点目を挙げた(4-0, 56分)。

アルフォンス・アレオラもスーパーセーブでサイドの得点を阻む(80分)。パリは4-0の勝利でパルク・デ・プランス最終戦を締めくくった。

注目選手:キリアン・エムバペ
56分の得点により、エムバペは1965-66シーズンのナントのフィリップ・ゴンデ以来初めてリーグアンで32得点に到達したフランス人選手となった。

キーワード:一体感
素晴らしい雰囲気に包まれたパルク・デ・プランスで、パリ・サンジェルマンは2018-19シーズンのホーム最終戦に見事な勝利を飾った。試合を通して歌い続けたサポーターは、試合後にも8回目の優勝トロフィーを掲げる瞬間を選手たちと共有した。

次節:
ホームでの戦いを終えたパリ・サンジェルマンは、金曜日21時より行われる2018-19シーズン最終節の試合でスタッド・ランスと対戦。タイトル防衛に成功したシーズンを締めくくる。