「明るい未来が」

PSGトロントのファンクラブ会長であるオリヴィエ氏は、自身の国でのロックダウンの様子を伝えるとともに、その国での新型コロナウィルスの影響について話した。

トロントのPSGファンクラブの会長であるオリヴィエ氏は、この災難についての自身の意見を述べるとともに、自宅待機をどのようにして乗り越えているかを話してくれた。カナダでもフランスと同様に1ヶ月の自宅監禁を強いられている。私も妻も在宅勤務を行なっており、子供たちは映像で授業を受けている。全員に勤務スペースがあるように、ものを移動しなければならなかった。それ以外には様々なことをやっているね。家族で映画を観たり、ボードゲームをしたり、友人とビデオを通してお酒を嗜んだりしている。Facetimeのおかげで家族とも繋がれているよ。」

このように難しい状況が続く中ではあるが、ファンクラブの会員とは思いの外繋がり合うことができている。ドルトムントとのチャンピオンズリーグセカンドレグはまだ記憶に新しい:「ファンクラブのFacebookページがあり、そこでクラブのコンテンツを投稿している。例えば、伝説の50の試合の投稿とか。フランスに残っているファンクラブのメンバーとは連絡を取り合って、彼らの情報も知ることができている。ボルシア・ドルトムントとのセカンドレグの時は本部にいた。今までで一番多い人数が本部に集まっていた。凄まじい雰囲気で、印象的であったね。先制点まではストレスの溜まる試合だった。ただ先制点を決めた時はみんなで騒いだよ。2点目が決まった時には喜びが爆発していたね。みんながパーティーに参加していたし、素晴らしかった。」

状況が変わっても出来るだけ多くのタイトルを取るというオリヴィエ氏の目標は変わっていない:「目標は変わるべきではないし、チームはこれまで素晴らしいシーズンを過ごすことができたのでこれからもヨーロッパですごいことを成し遂げることができると思う。すべてが可能だ。素晴らしいチームだし、パリ・サン=ジェルマンは常に高い目標を持っておくべきチームだね。」

この惨劇に立ち向かう中で、オリヴィエ氏は最後にメッセージを残した:「みんなへのメッセージはとにかく『家にいて』欲しいということで、全員がルールを守ればこの状況は早く収束する。一致団結し、手を取り合って前に進んでいかなければならない。明るい未来が待っている。」