忘れるべき試合となったリヨン戦

PSGは日曜日にリーグ第14節でオリンピック・リヨンに1-0で敗れ、更にネイマールが怪我により途中交代を余儀なくされた。

パリ・サンジェルマンにとって厳しい試合となることが予想されたリーグ上位同士の対戦。今週パルク・デ・プランスでCL2試合に臨み、グループステージ首位突破を決めていた。対するリヨンは一週間試合がなく、万全の態勢でこの対戦に臨むことができた。

既に試合を終えていたリールがリーグ首位に立っていたが、トーマス・トゥヘル監督は5-3-2の布陣でネイマールとモイーズ・キーンが初めて2トップに起用された。

 

キックオフからPSGが欧州トップレベルの貫録を見せ、リヨンはカデウェレを中心にプレスをかける。この試合初めてのシュートがポストを直撃し(22分)、もう一本のシュートも枠を外れたが、35分にリヨンが先制点を決める。

PSGはすぐに反撃に出て、前半終了直前にはアレッサンドロ・フロレンツィが強烈なボレーシュートを打つが、これはアンソニー・ロペスに止められる(42分)。後半もよくまとまったリヨンのディフェンス相手に突破口を探すPSGだが、相手も容易にはスペースを与えない。PSGはアンデル・エレーラ、イドリッサ・ゲイェ、そしてキリアン・エムバペが入るが、右サイドで良いプレーを見せたフロレンツィでさえ決定的なチャンスをつくることはできない。

PSGは懸命に攻撃を仕掛けるが、リヨンの堅い守りを崩せず、アディショナルタイムのキリアン・エムバペのチャンスもゴールとはならない。96分にはネイマールがチアゴ・メンデスのタックルを受け負傷退場となる。このプレーでメンデスは一発退場となった。残念ながらホームで黒星となったPSGは、休む間もなく水曜日に第15節でロリエンと対戦する。