公国での敗戦

金曜日にアウェーで行われたリーグ・アン第11節、パリ・サンジェルマンはASモナコに3-2で敗れた。試合の内容については以下の通り。

2週間前にアウェーでレンヌに3-0で快勝したPSGは、今節もアウェーでモナコと対戦した。代表戦直後で多くの主要選手を欠く中、トゥヘル監督は4-4-2の布陣で、攻撃陣にはキリアン・エムバペ、モイーズ・キーン、アンヘル・ディ・マリア、そしてパブロ・サラビアを起用した。

得点力が高くここ8試合ホームでの試合を落としていないモナコ相手に難しい試合となることが予想された。試合開始早々両チームとも攻撃力を見せつけ、PSGは相手のエリア付近でボールをキープし、何度かチャンスをつくる。

しかし初めての枠内へのシュートはモナコのフォラントのFKで、これはケイラー・ナバスがセーブする(10分)。前半序盤良い動きを見せるモナコだが、PSGキャプテンのプレスネル・キンペンベの活躍もあり決定機を作れない。

モナコの優勢が続く中、カウンターから先制点を決めたのはキリアン・エムバペだった。アンヘル・ディ・マリアのパスからディフェンダーをかわしたエムバペは、ゴール上隅にゴールを決めた(0-1、26分)。

その後エリア内に切り込んだラフィーニャが倒されPKとなり、これをまたもやキリアン・エムバペが決めて追加点を挙げた(0-2、37分)。

後半に入るとモナコが反撃を見せ、試合の流れががらりと変わる。ケイラー・ナバスが一度はフォラントの強烈なヘディングシュートに対し素晴らしいセーブを見せるが(50分)、その2分後に失点を喫する(1-2、52分)。フォラントは更に同点弾を決め(2-2、65分)、更にアブドゥ・ディアロがPKを献上。これをセスク・ファブレガスが決めてモナコが逆転する(3-2、86分)。試合はこのまま3-2で終了し、モナコがPSGに競り勝った。

PSGのリーグ8連勝はここでストップとなったが、首位の座はキープした。チームは火曜日にホームのパルク・デ・プランスにて、チャンピオンズリーグ第4節ライプツィヒとの試合に臨む。