トーマス・トゥヘル:「いつも全員で戦っている」

UEFAチャンピオンズリーグベスト16のボルシア・ドルトムント戦を2対0で勝利したパリジャンたちのリアクションをチェックせよ。

トーマス・トゥヘル(パリ・サン=ジェルマン監督)
「本当に素晴らしかったよ。バスの中での雰囲気は本当に心強かったし、モチベーションを上げてくれたし、自信をつけてくれた。チーム全員が歌い出し、ものすごいプレッシャーのかかる大一番の時に必要となる雰囲気だったと思うね。そのままの雰囲気や精神状態をピッチの中でも表現できれば良いかなとは思っていたけど、それが実際に実現できて良かったと思っているよ。とても嬉しいよ。試合?サラビア、カバーニ、エムバペやネイマールなど全員で苦しんだ時間帯もあったね。でも、いつでも全員で戦っているという感じはあったし、全員で戦えば危険な存在になりうるということもわかっていた。みんな本当に喜んでいるよ。」

フアン・ベルナト(パリ・サン=ジェルマン、ディフェンダー)
「何年かプレーしてきたが、まだチャンピオンズリーグで得点を挙げることができていなかった。それを今日達成することができたし、それがチームが落ち着いてプレーするために必要な1点だったから余計に嬉しいね。僕らは集中を切らさず、ドルトムントと戦わなければならなかった。無観客試合はいつもと違う雰囲気を醸し出していたが、外で応援してくれていたサポーターの声援が僕らを後押ししてくれた。この勝利は彼らのお陰だね。あれ以上の応援はなかったと思うよ。」

ティロ・ケーラー(パリ・サン=ジェルマン、ディフェンダー)
「心に導かれてスタジアムまでやってきた素晴らしいサポーターがいて僕らは幸せだね。スタジアムの中にはいなかったものの、彼らとは心で繋がっていたし、それを感じることができた。スタジアムに到着した時も本当に信じられないくらい素晴らしかったし、僕らを後押ししてくれた。いつもとは違ったが、スクリーンに彼らが映っていたし、音も聞こえた。これは唯一無二の応援だったと思うよ!1人のメンバーみたいだったし、勝つためにはすべてを出し切る必要があった。それができたと思うし、準々決勝に進めて嬉しいよ。プレッシャー?たしかにプレッシャーはあったけど、コーチ陣や選手含めた全員で落ち着いてプレーするために努めたし、僕らは自信があったよ。僕らは勝つためのクオリティーも兼ね備えていたと思うね。何をすべきかはわかっていたし、それをやることができた。」

プレスネル・キンペンベ(パリ・サン=ジェルマン、ディフェンダー)
「無観客の試合にも関わらずにスタジアムの外まで足を運んでくれた大勢のサポーターのためにも今日の試合は命を懸けて戦わなければならないと全員が理解していたし、彼らの熱気を中からでも感じることができた。この瞬間は一生僕らの胸に刻み込まれる瞬間だろうね。僕らにとって、そして何より彼らにとって今日のこの瞬間は大事であったと思うし、本当に彼らに感謝したい。サポーターのみんなはスタジアムの中で応援して一緒に喜びを分かち合うことができなくて本当に残念がっていると思うよ。でも、この準々決勝への進出は彼らのためでもあるんだ。彼らはピッチの外から1試合通して僕らを後押しし続けた。試合後のサポーターとの時間は素晴らしかったね。たくさんの感情で溢れかえっていたよ。」