フルニエ:「クラブが成長する手助けをしたかった」

パリが50周年を祝う今年、PSG.FRはローラン・フルニエに彼のパリでの日々を伺った:

ローラン、1992年にパリに加入したね。しかもマルセイユの後に!

「新しいオーナーが来ていた時で、彼の考えはマルセイユのライバルを作ることだったんだ。クラブとしてはクラブを発展させ、ヨーロッパの舞台で名前を轟かせ、僕らにとってそれを達成できればありがたい話であった。数人のスター選手はいたものの、大多数の選手は自分の限界を突破したく、実際に僕らはそれを達成することが出来た。」

マルセイユとの対戦はいつも特別なものだったよね…

「とても難しかったね。両クラブはリーグの2強だったし、フランス代表でともに戦っている選手も多かった。だからライバル関係が少なからずあったし、マルセイユのベルナール・タピとパリのミシェル・ドニソという各チームに一人ずつ特徴的な選手もいた。ファンにとっても、常に全力で勝ちたいという気持ちがぶつかり合っていた試合だったから素晴らしい思い出があると思うね。」

 

1994年には27試合連続負けなしの記録とともに優勝を果たした。クラブの歴史の中でも最高のチームの一つと言えると思う?

「一番とは言わないが、シーズンの序盤は素晴らしかった。我々は試合ごとに良くなっていったし、サポーターもいて、終盤にはその前のシーズンの努力が功を奏していたと思う。シーズン通してレギュラーで戦った中での初めてのタイトルだったからとても特別だったよ。」

1996年のヨーロッパのリーグでの戦いはクラブの歴史に刻まれている。どれが一番印象に残ってる?

「セルティック戦のヘディングでの2得点だね。初戦をホームで1-0で終えたが、スコットランドでのセカンドレグを終えればみんな僕らが敗退すると思っていたよ。5バックで戦うことになり、結果僕らは強くとても落ち着いていたよ。3対0で勝利し、向こうのサポーターが僕らがピッチを後にする際には拍手を送ってくれていた...。今でも震えるし、素晴らしい思い出だね!」 

 

クラブが50歳になる。どう感じてる?

「祝うのはとても大事なことだよ。凄いパーティーになると思うね。最初の頃のタイトルを思い出すのも良いし、これからもたくさん獲ってくれるだろうね!」