パリ、自分たちに心のゆとりを

重要なシーン

ホーム6連勝で迎えたブレストは、早速ヨアン・クールのハーフボレーで幕開けすると(9分)、マティアス・オートレがセルヒオ・リコの実力を試すシュートを放つ(15分)。するとパリはペースをあげる。アンヘル・ディ・マリア(20分)とパブロ・サラビア(21分)がゴーティエ・ラルソンヌールにウォームアップがてらのシュートを打つ。クールがピッチの反対側で反撃するが(23分、25分)、パリがドラクスラーのカウンターから最後はディ・マリアがラルソンヌールの頭の上を越える先制点を決める0-1、39分)。

ハーフタイム後、パリは自分たちの心にゆとりを与えるため、クルザワ(61分)とエディンソン・カバーニ(62分)がゴールを狙うが、2人ともラルソンヌールに阻まれ、負けじとロマン・プローが長い距離からのシュートを放つが、またもやセルヒオ・リコのファインセーブとなった(63分)。セルヒオ・リコはサミュエル・グランサーの同点弾を止めることはできなかったが(1-1、72分)、トゥヘルの3枚替えが功を奏する。エリック=マキシム・シュポ=モティングとマウロ・イカルディが途中から出場し、協力して勝ち越し点をとった(1-2、85分)。 これでアルゼンチン人ストライカーは8試合で10点に絡み、そのうち9得点は自身のゴールだ。ガエタン・シャルボニエが試合の終盤のチャンスをものにできず(90+2分)、ビジターが今季5度目のアウェイでの勝利で、2位と10点差をつけ1位の座を守った。

今節のパリジャン:セルヒオ・リコ

やっとの出場となったセルヒオは、パリの初めてのスペイン人ゴールキーパーとして、アレオラ、ブルカ、ナバスに次いで今シーズン4人目のキーパーとして試合に出場し、いくつもの素晴らしいセーブを見せた。

今節の言葉:兄弟

アブドゥ・ディアロは実の弟のイブラヒマと同じピッチに立った。そのパリジャンは笑顔でピッチに立ち、素晴らしいパフォーマンスを見せ(80タッチ、14回のチャレンジ成功、パス成功率90%)、さらにはクールの危険なカウンターアタックを食い止めた(51分)。

次節

インターナショナル・ブレイクほとんどのメンバーにとっては休息となる。全員が戻ってくると、パリは第14節のホーム、リール戦(20時45分キックオフCEST)がある。パリはホームで昨年の準優勝チームのリールにここ5試合負けなしで、ベルナベウでレアル・マドリードと対戦する前に勝利して波に乗りたいところだ。