パリ、準々決勝へ

サンテティエンヌのとの試合の3日後にル・マンへ移動したチームは、多少の疲労は残っていたのと2部のチームとのアウェイでの対戦ということで試合が難しくなった。ステファヌ・ディアラ(4分)とヴァンサン・クレーイン(7分)は、ともに開始早々のサラビアのシュート(4分)に反撃した。
キリアン・エムバペのシュートはゴールにならず(13分)、ディ・マリアのフリーキックも惜しくも外れたが(14分)、サラビアが先制点をもぎ取ることになる(0-1、21分)。

ハムザ・ハディフィの強烈なシュートでホームのチームは反撃したが(22分)、その後主導権を握ったのはアウェイのチームであった。エムバペが鋭い角度からゴールを狙い(23分)、ディ・マリアもゴールを狙うが(33分)、最終的に2点目を取ったのは、マルコ・ヴェッラッティのリスタートからエムバペのパスをしっかりと決めたエリック=マキシム・シュポ=モティングであった(0-2, 40分)。その1分後にもヴェッラッティとエムバペが絡み、そのままエムバペが決めた(0-3、41分)。

ル・マンのゴールキーパーはディ・マリアのロングレンジのシュートをこぼしてしまい、そのボールはそのままゴールに入ってしまう(0-4、47分)。エムバペの巻いたシュートは5点目になり得たが(51分)、逆にハリソン・マンザラがホームチームに1点を加える(1-4、53分)。 この得点でホームチームに勢いを与えるかと思ったが、パリのディフェンス陣とセルヒオ・リコに圧倒されることになった。

エムバペ、マルキーニョスとヴェッラッティがイカルディ、パレデスとエレーラと交代したところで、パリは試合を締め、危なげなくベスト8に進出することになった。