トーマス・トゥヘル:柔軟に対応する

パリ・サン=ジェルマンの指揮官は、FCナントとのリーグ・アン第9節を前に、メディアの質問に応じた。

チームの状況

「ディ・マリア が出場停止、イカルディ、パレデス、ドラクスラー、ヴェッラッティ、ネイマールが欠場、ネイは代表戦明けには戻ってくるはずだ。レオとマウロはすぐに復帰出来るだろうが、実戦ではなくトレーニングの話だ。何人かの選手は、少し無理をしているし、今のところ全員が100%の状態を維持するのは難しいが、細心の注意を払っている。」

新加入選手に関して

「完全に満足するということは決してない、なぜなら常に改善の余地があるからだ。ただ、新たに加入した選手たちはうまく溶け込んでいるし、彼ら一人一人と話す時間も取っている。あまり力を入れすぎるのも良くないが、チームの戦術やそれがどのように機能するべきなのかの説明、ポジションを獲得したいという気持ちに寄り添って、一緒に時間を取っている。特に映像での分析や説明に力を入れていて、選手全員が映像から戦術を理解し、多くのことを学んでくれると確信している。試合は、ダニーロとやったように、様々なことを試すことができる場所でもある。」

スケジュールに関して

「今年のプレシーズンは難しかった、選手たちはあまり休みが取れなかったし、それは本当に大変なことだ...。マインツでは1週間かけて調整していたが、ドルトムントでは3日ごとに試合をする方が良いことに気付いた。選手たちが最高の状態で試合に臨むためには、試合の緊張感が必要であり、それはここでも同じだが、常に周囲の状況があり、今の状況は、簡単なものではない。」

モイーズ・キーン

「フォワードの選手が新しいクラブ、チームに溶け込むためには、ゴールを決めることが一番だ。最も重要なのは、彼が意欲を示し続け、ピッチでそれを証明することだ。彼は素晴らしい身体能力を持っているし、ハングリー精神を見せ続けなければいけない。彼はディフェンスにも重きを置いており、まさに我々が必要としていたものだ。」

ナント戦に関して

「チームは日々改善点を探し、可能な限り最高のサッカーをしようとしている。ホームでもアウェーでも勝利を収めることができるチームだが、度重なる欠場を考えると難しい局面だ。可能な限りのベストを尽くすことは変わりないが、柔軟に対応しなければならない。スターティングイレブンがどうなるのかは全く分からない。この状況で美しいサッカーの表現を目指すのは難しい。」