トーマス・トゥヘル「年末の大きな一戦」

日本時間12月21日(月)午前5時からスタッド・ピエール=モーロワ で行われるリーグ1第16節のリール戦の前夜、パリ・サンジェルマンの監督がPSGTVやメディアからの質問に答えた。ハイライト。

首位争い

「私は3年前にフランスに来て以来、素晴らしいチームであるリールを尊敬している。監督も優秀だ。彼は選手に何を期待するのかという明確なビジョンを持っていて、それをピッチ上で見ることができる。リールとの対戦はいつも難しいが、試合前や試合後に彼と話すのはいつも楽しい。年末に向けての大きなチャレンジになるだろうが、いいことだろう。今日はとてもポジティブな気分だ。チームは金曜日と土曜日に質の高いトレーニングが出来たし、良いメンタリティで試合を迎えられそうだ。」

リール

「リロワは、カウンター、ブレイクダウン、ゴール前と、チームとして組織化されている。2人のセンターフォワードと2人のワイドプレーヤーでカウンターを仕掛けてくる。私の考えとしては、ボールポゼッションを続けることと、アグレッシブなカウンタープレスがこの試合の鍵となるだろう。ボールを取り返せば、攻撃の芽を潰せる。カウンターを防ぐには、始まる前に止めることが最も大切で、同時に最も難しいことだ。」

スケジュール

「状況は他の欧州リーグと非常に似ている。すべてが非常にタイトだ。チャンピオンズリーグで戦ってきたチームや、代表選手を多く抱えているチームは、リーグ戦で良い状態でないように見える。それは他のチームに差を縮めるチャンスを与えている。リーグの順位表は昨年よりも接戦になると考えている。しかし、リーグ1は短距離走ではなく、むしろマラソンだ。一点一点が大事なんだ。日曜日には1位に上がる可能性がある。自分たちの能力には自信を持っているが、リールでプレーするのは難しいということを心に留めておく必要があるし、明日もそれは変わらないだろう。」