トーマス・トゥヘル:「この機会のために」

水曜日にパルク・デ・プランスで行われるチャンピオンズリーグのベスト16、ドルトムント戦に向けてトーマス・トゥヘルが想いを述べた。

監督、ドルトムントとのセカンドレグに向けてのチームの状態は?
「キリアン・エムバペは病気気味だ。喉を痛めており今日の練習に参加できるかは少し見てみるが、ここ2日間はチームと一緒に練習はしていないのでわからないね。少し待って水曜日の朝に決めようと思う。チアゴ・シウヴァはすべての練習を行なったのでメンバーには入っているが、出るかどうかは明日の朝に決めようと思う。アンデル・エレーラ以外は全員いるね。スタメン?だいたい決まっているよ。今日の午後にメンバーを確定しなければならない。チアゴ・シウヴァとキリアンの最終決定は明日の朝に行なうよ。」

試合への準備は多忙だったが…
「ストラスブールでプレーが出来なかったのは不幸だったね。ストラスブールに行ったが、ドルトムントとの試合の前の最終調整を行えなかった。この試合を土曜日に行なっても問題ではなかった。強度という意味でも特に問題なくプレーできたと思う。でも今はまた状況が違って、サポーターなしでの試合となる。このような重要な試合では、サポーターが相手に対して特別な雰囲気、緊張感やプレッシャーを作り出すことが大事である。キリアンの病状とコロナウィルスとの関係は様子を見て考えなければならない。それと同時に、サッカーの試合はうまく順応することだ大事だと思うし、それには自信があるね。」

この試合にはどのようにアプローチする?
「勝ち進むためには1-0で十分だけど、我々はそのようなチームじゃないのかなと思う。僕らはできるだけたくさん攻撃して、たくさん得点をとることが好きだからね。でも、試合終了時に1-0で勝っていれば、僕は一番喜んでいるだろうし、悔いもないだろうね。もっとできるように努力はするよ。」

ドルトムントに対してはどのように考えている?
「彼らはここ最近のほとんどの試合で同じメンバー、フォーメーション、戦い方で試合をしていて、僕らは充分に分析できていると思うね。多分僕らはこの間よりも良い状態にいると思うよ。ストラスブールとの試合は行えなかったけど、状態の良い選手がたくさん揃っているよ。試合が出来なかったのは残念だったけど、その分強度の高い、キツいトレーニングで補うことができた。ボルシア・ドルトムントはカウンター攻撃や切り替えがとても速いチームだね。我々はとても賢くプレーしなければならないね。」