トップチームが練習再開

2日間にわたる各種テストを終え、トーマス・トゥヘル監督率いるチームは2019/20シーズンに向けた準備のため初めてピッチ上に出た。

水曜日のオーレドー・トレーニングセンターは“新学期”の雰囲気だった。リーグ優勝を成し遂げた2018/19シーズンの終了から1ヶ月あまりを経て、パリのクラブの選手たちは慣れ親しんだ場所へ。メンバーの大半が練習場のピッチに顔を揃えた。ウォームアップは室内でスタートしたが、その後はボールを使った練習とミニゲームも行われた。5月に鼠径部の手術を受けたプレスネル・キンペンベは別メニューで調整した。

誰もがトレーニング再開を心待ちにしていた。新加入のスペイン代表パブロ・サラビアも次のように語る。「今は適応期間だ。素晴らしいシーズンを過ごすこと、早く準備を整えることを目標としてたくさん練習を積んでいる。プレシーズンはいつも少し難しいものではあるけど、またボールを使ったプレーができるのは嬉しい。それが僕らの一番大好きなことだからね。これから毎日調子を上げていけるようにしたい」

7月はパリ・サン=ジェルマンの選手たちにとって非常に忙しい時期となる。16日にはドレスデンへ遠征し、その4日後にもニュルンベルクでの親善試合。その後23日から中国へと向かい、8月3日に深圳で行われるトロフェ・デ・シャンピオンのスタッド・レンヌ戦でプレシーズンを締めくくる。