ティロ・ケーラー「こんな選手たちと一緒にプレーできるのは喜び」

2018年夏に加入したDFがパリ・サン=ジェルマンでの1年目のシーズンを振り返る。

ティロ、パリでの最初のシーズンにキャリア初のリーグタイトルを獲得しましたが、自分にとってどういう意味があると思いますか?

「すごく満足している。シーズンを通してチーム一体となって戦うことができた。失点も少なかったし、攻撃面では決定力を発揮できた。だから僕らは優勝にふさわしかったと思う。タイトルに向けた戦いの中ではファンの存在も大きかったから、一緒に祝えたのは大事なことだった」

シーズンの最後には難しい時期もあったとはいえ、2018/19シーズンは数字的にも非常に印象的な結果を残すことができましたね。

「そのとおりだ。すごく良い形でシーズンをスタートさせることができた。最後までリズムを維持したかったけど、いつも全てが望み通りになるとは限らない。それでもチームは団結して戦い続けることができた」

パリに加入することで、ネイマールやキリアン・エムバペ、エディンソン・カバーニなど、世界トップクラスの選手たちと一緒にプレーできることになりました。

「そういう選手たちと一緒にやれるのは特別なことだ。彼らはいつでも一人で違いを生み出すことができるようなFWで、本当にクオリティーが高い。毎日の練習の中で彼らと一緒にいられるのは嬉しい。常に挑戦し続けることができる」

今季のベストゲームをひとつ選ぶとすれば?

「リヨンを5-0で破った試合だね。簡単な試合ではなかったし、特に前半は難しかった。リヨンはすごく良い戦いをしていた。キリアンが決めた4ゴールとパルク・デ・プランスの素晴らしい雰囲気は今でも忘れられないよ」

トーマス・トゥヘル監督との関係はいかがですか?

「 監督とは本当に良い関係を築くことができている。彼のそばで自分が成長できていると感じられる。戦術面で色々なことを学んだし、監督は色々と助けになってくれる。選手のマネジメントにも長けた監督で、それぞれの精神状態に応じてどう対処するべきなのか分かってくれている」

来季の目標は?

「僕は自分に対して大きな要求をするタイプだ。大きなことを成し遂げて、成長を続けたいと思っている。自分のパフォーマンスを分析して、もっと良いプレーをしたいし、もっと良いプレーをしなければならない。チームの中で自分の存在を確かなものにしていきたい」