チャンスを逃したドイツでの一戦

パリ・サンジェルマンはアウェーで行われたチャンピオンズリーグ・グループステージ第3節対RBライプツィヒ戦を2-1で落とした。

イスタンブールで勝利したPSGは昨季のチャンピオンズリーグ準決勝で対戦したRBライプツィヒと対戦した。多くの主軸選手を欠く中、トーマス・トゥヘルは4-3-3の布陣でディ・マリア、キーン、サラビアを起用した。

試合開始からプレースタイルの異なる両チームが激しいプレーを見せる。カウンターを得意とする相手に対し、PSGはモイーズ・キーンのパスを受けたアンヘル・ディ・マリアが先制点を決める(6分)。ライプツィヒはすぐに反撃に出るが、ケイロル・ナバスとアレッサンドロ・フロレンツィが相手の攻撃を阻止する。

数分後にはキーンとディ・マリアがコンビネーションからPKを獲得するが、ディ・マリアのシュートはGKグラーチに弾かれる。PSGはその後も激しいプレスでボールを奪い、集中を切らすことなく相手にチャンスを与えない。このままハーフタイムに入ると見られたが、元PSGのクリストファー・エンクンクが前半終了直前に同点弾を決める(1-1、41分)。

PSGは後半も動きを止めることなく、モイーズ・キーンは高い位置からプレスをかけ、さらに53分には強烈なシュートを放つが、これは僅かに枠を外れる。その後ライプツィヒが主導権を握り、イドリッサ・ゲイェが退場処分を受ける。その後、エミル・フォルスベリがディフェンダーのハンドにより獲得したPKを決めて2-1とする(69分)。10人となったPSGは攻撃を組み立てることができず、さらにプレスネル・キンペンベが2枚目のイエローカードを受けて退場となる(90+2分)。

拮抗した試合だったが、結果は2-1となり、PSGはRBライプツィヒとの初戦を落とした。2戦目は3週間後にパルク・デ・プランスで行われる。