シウヴァ「勝つために全力を尽くす」

パリ・サン=ジェルマンのDFチアゴ・シウヴァがスタッド・ランス戦の敗戦を振り返り、リーグアン第8節のアウェイでのボルドー戦に向けた見通しを語った。

リーグアンでは珍しくホームで敗れてしまいましたが、何が起こったのでしょうか?
「試合に敗れることはサッカーの一部だ。起こり得ることだと思う。レアル・マドリード戦とリヨン戦のように、ビッグマッチが続いた後であればなおさらだ。メンタル面で少し疲労している部分もあったのかもしれない。だがポジティブなことでもある。こういう状況に冷静に対処する方法も学ぶべきだし、自分たちは決して無敵ではないんだということも理解すべきだ。水曜日は単に試合に臨んでプレーするだけではダメだった。試合に敗れるのはいつも厳しいことだし、ホームのファンの前で、パルク・デ・プランスの素晴らしい雰囲気の中での試合では特にそうだ。敗戦後のドレッシングルームは辛いムードになる。良い戦いができなかったし、残念ながら普段は与えないような失点を与えてしまった。今は一歩下がって、何がうまくやれなかったのかを考えて、土曜日のボルドー戦で同じ失敗を繰り返さないで済むようにしなければならない。それから火曜日のガラタサライ戦でも」

チームはここからどういうリアクションを見せるべきでしょうか?
「シーズンの中では必ず困難な時間を過ごすこともある。今季は2回敗れてしまったが、レンヌ戦の敗戦後にはすごく良い形で立て直すことができた。正しいメンタリティを見せられた。今回のホームでの敗戦は僕らのモチベーションをさらに高めることになる。勝利を手に入れられるようにピッチ上で全てを尽くしていく。ボルドーがすごく手強い相手であることは分かっているけど、今季を順調な形でスタートさせた彼らのことをリスペクトしながらも、勝つために自分たちの全力を尽くす。自分たちの本当の姿を見せ、気持ちを込めてプレーしなければならない。その覚悟はできていると思う」

土曜日には元パリの若手ヤシン・アドリとも戦うことになります。彼について印象に残っていることは?
「本当に伸びてきたと思う。パリ・サン=ジェルマンのようなチームでプレーするのはすごく難しいことだが、彼はいつも正しい姿勢を見せていた。素晴らしい青年だし、彼がボルドーで見せてきた進歩をすごく嬉しく思っている。先日は2点を決めて、クラブ史上最年少で1試合2ゴールを挙げた選手になった。そのことが彼の力を示している。リーグアンでプレーして、あんなふうにゴールを決めるのは簡単なことじゃない。でも土曜日の試合では同じような活躍は見せないでほしいね」

同じブラジル人のパブロとの対戦でもありますね
「いい奴だよ。すごく前向きで、いつも努力を惜しまない。ボルドーのことを話題にして、今季ここまでに彼らが成し遂げてきたことを語るとすれば、パブロの守備面でのパフォーマンスを抜きにしては語れない。まずはディフェンスこそが基礎になる。ボルドーが良い戦いをしているのは、優れたDFたちがいるからだ。プラン通りに事が運ばない時にもパブロがチームを統率して、チームを立て直している。彼と戦えるのを嬉しく思うよ。友人と対戦できるのはいつでも素晴らしいことだからね」