サラビア:「大きなチャンス」

ファロでの3日間のトレーニングキャンプについて、またリスボンで水曜日に行われるUCL準々決勝アタランタ戦に向けた準備についてパブロ・サラビアがPSG TVに語った。

パブロ、ポルトガルに来て以来チームのムードはどう?
「今の状況に慣れつつあるところだ。全ての試合が1つの場所で、一発勝負で行われるというのは前代未聞の独特な方式だから、それに合わせていかなければならない。ベストな状況ではないのは確かだが、パンデミックはまだ収まっていない。状況に適応して自分たちなりに大会を戦うしかない。これまで2つの決勝戦を戦って、すごく良い勝負ができた。チームとして団結力を持ち続けて、自分たちの最高のサッカーをしようと努めることが大事だった。経験を活かすべき場面もあった。今はもちろん強いモチベーションを持っているし、チャンピオンズリーグという今後の戦いに希望を抱いている。最大の大会であり、誰もが欲しがっているタイトルだ。僕ら選手たちも、サポーターのみんなも、クラブもね」

チーム内の雰囲気はこれまで以上に良さそうですね
「素晴らしいグループだと思う。前にも話したことだけど、最初にここに来た時はもっと違う感じのチームだと思っていた。もう少し個人主義的だと想像していたけど、正反対だったよ。実際に来てみるとすごく良いチームで、みんな優しくて最高のチームメートたちだ。チーム一体となって団結力を生み出せていることは間違いない。良いグループを作るためにはすごく大事なことだと思う。良い時も悪い時もチームの団結力を示すべきだ」

チャンピオンズリーグの大会方式についてはどう思いますか?

「今回は特殊なチャンピオンズリーグだ。普段は2試合での勝負だけど、今回は一発勝負だからね。でもコンディションは少しずつ高めることができている。長い時間を過ごしてきたけど、少しずつ良くなってきているよ。自信も高めてきたし、プレー時間も積み重ねて足や体の調子を整えてきた。だからこれからさらに良くなると思う。僕らにとって良い時期だと思うよ。大事なのは一歩ずつ進んでいくことだ。一気に飛び越えようとするとミスを犯すことになる。だから今は水曜日の試合のことだけを考えている。それこそが今大事な試合だからね。今シーズンの一番大事な試合だと思っているよ」

アタランタはどんなチームだと思いますか?

「すごく良い戦いをしているし、どういうプレーができるかをこれまで見せてきた。前線からプレスをかけようとしてくるし、ゴールを決められる素晴らしい選手が何人もいる。僕らは自分たちの武器で自分たちのサッカーをして、相手の強みを打ち消しつつ自分たちの持ち味を見せたい。オープンな試合になると思う。だが一方で、一発勝負は守備的な試合にもなりがちだ。時間がない分、どのチームもより慎重にやろうとする。僕らはピッチに出てキックオフする瞬間から勝ちにいくつもりで戦うよ」

準決勝に進めばパリ・サン=ジェルマンのクラブ史上2度目となります

「確かにまたとないチャンスだ。ぜひとも実現させて、パリ・サン=ジェルマンの新しい歴史を作りたい。今はそのために理想的なタイミングだと思う。その目標のために集中して取り組んできた。しっかり準備をして、相手のことも徹底的に研究して、最高のパフォーマンスを発揮する。そうすれば歴史を作ることができるはずだ」