クルザワ「単純に嬉しかった」

負傷も味わったクルザワだが、それでも2018/19シーズンの戦いを楽しみ、またひとつリーグ優勝のメダルを手に入れることができた。

レイヴァン、パリ・サン=ジェルマンは8回目のリーグ優勝を成し遂げましたが、気分はどうでしたか?
「リーグ優勝というのは選手にとって素晴らしいものだ。僕も一人のフランス人選手として、フランスでの3回目の優勝は言葉にできないほど嬉しい。1回タイトルを獲得するだけでも大きなことだが、3回優勝できるなんてとんでもないことだ」

11月にようやくトレーニングを再開できましたが、チームが開幕14連勝を飾ったシーズン最初の数ヶ月間はいかがでしたか?
「チームのためにすごく嬉しく思っていたよ。僕はピッチに立てなかったが、みんながああいう戦いをして勝ち続けていたことは単純に嬉しかった。監督も変わって、テクニカルスタッフも変わって、世界王者になったフランス代表やその他の選手たちはワールドカップから戻ってきたばかりだったが、それでも素晴らしい形でシーズンをスタートさせることができた。ワールドカップを終えて戻ってきてリーグ戦で好発進が切れたことをみんな喜んでいた」

パルク・デ・プランスでリヨンに5-0の勝利を収めた試合はどうでしたか?
「チーム全体の頑張りを、最後はキリアンが4得点という形で仕上げてくれた。前半にはキンペンベの退場もあったが、チームの力でそれを乗り越えることができた。キリアンはゴールを決めることがチームの中での役割だ。あの夜には8点取ってもおかしくはなかった。4点でも素晴らしいことだ。彼の持つ才能を見せつけることができた」

シーズン終盤はもう少し厳しい戦いになりました。必死の戦いの末にタイトルを手に入れましたが…
「いつでも気を引き締めて戦っていくべきだが、それができないこともあった。だが今後に向けての教訓になるだろう。僕らは日々学んでいる。来年には全てがもっとうまくいくことを願いたい。努力を続けて、残念なことがあっても落ち込みすぎないようにするべきだ。マンチェスター・ユナイテッドに敗れて勝ち進めなかったことでみんな少し気落ちしてしまっていた。もう一度顔を上げて、シーズン開幕当初にできていたように勝ち続けられるかどうかは自分たち次第だ」