イカルディ:「パリと歴史を作る」

PSG TVのインタビューの後半では、マウロ・イカルディが自身のキャリアがどのように進化してきたかを語った。

26歳ですでに様々な国で過ごしプレーをしている。これまでで何を学んだ?

バルセロナでは戦術や技術を学んだ。サッカーの哲学はとても強いんだ。イタリアに行った時に役立ったよ。ピッチの上でも同じことが言えて、イタリアでは僕の動きにみんなついてこれていなかった。それら全てが僕のピッチ上での知的さに繋がっていると思うよ。戦術と身体的迫力もいまの僕を作り上げてくれたよ。

あなたはパリで一番早く10ゴールを挙げた選手となり、イブラヒモビッチの記録を抜いた。ここで一つ目の記録を達成したことはどういう意味がある?

実は知らなかったし、パリのようなチームでこのような記録を達成することができたのは、僕にとっての誇りである。僕は常に準備万端でいれるようにするし、チームメイトが攻撃のオプションとして僕を見つけられるように走ったり動いたりする。僕はいつでもボールを受けた瞬間に素早く動けるように集中している。

なぜピッチ上でチームメイトとこんなにも早く打ち解けられたの?

僕らのチームには質の高い選手が多い。チームはほとんどの時間ボールを保持してるし、僕はストライカーとして常に1人目のディフェンダーになろうとしている。そして、抜け出してスペースを作ろうともする。相手は基本的に構えて守備をするから、ペナルティーエリア内にあまりスペースがない。だから、僕はボールの有無にかかわらず、スペースを作ってチームを助けようとする。チームが得点を取るためなんだ。これがチームプレーというものさ。

最後に、若い選手たちが素晴らしいストライカーになるためにどんなアドバイスをする?

トップレベルにたどり着くのは容易ではない。僕はいつも子供達に努力してサッカーを楽しむようにと伝えている。もし、彼らがトップレベルにたどり着ける日が来れば、信念を持ち、プロフェッショナルであり、責任のある選手、そして人間になってもらいたいと思うよ。