アンデル・エレーラがPSGと2024年まで契約

パリ・サン=ジェルマンはアンデル・エレーラ・アグエラの加入を発表する。マンチェスター・ユナイテッドとの契約満了後にパリにやって来たスペイン人MFは2024年6月30日までの5年契約を交わした。

ビルバオ出身の29歳のMFはレアル・サラゴサの下部組織で育ち、2009年にプロデビューを飾った。そのピッチ上での活躍はスペインサッカー連盟の目にも留まり、2011年のU-21欧州選手権に招集。"ラ・ロハ"が優勝を飾ったこの大会でアンデルはベストイレブンに選出された。

U-21EUROでの優勝に続き、故郷のクラブであるアスレティック・ビルバオに加入したアンデルは、ここで公式戦通算128試合に出場して11ゴール19アシストを記録。バスクの"ライオンズ"で過ごした3年間でラ・リーガ屈指のMFに成長し、2014年にはマンチェスター・ユナイテッドに加入した。

"赤い悪魔"では通算189試合に出場して20ゴール27アシストを記録。2017年ヨーロッパリーグでは、ビルバオに在籍していた2012年に続いての決勝進出を果たし、マン・オブ・ザ・マッチに選ばれる活躍でマンチェスター・ユナイテッドを優勝に導いた。PSGではアンデルは21番の背番号を着用することになる。

契約へのサインを済ませたアンデル・エレーラは次のようにコメントしている。「パリ・サン=ジェルマンはフランスで最も偉大なクラブだ。成長を続けていて、あらゆるタイトルを勝ち取るため勝負している。パリに来て、PSGのカラーを身につけるのを楽しみにしていた。このクラブで歴史を作り続けていけることを期待している。加入することができて素晴らしい気分だ。パリの町も大好きだ。世界で一番美しい町だと思う。僕は3つのことを約束する。ハードワークとプロ意識、そして情熱だ。フランス語も上達させることを約束したい。チーム内でのコミュニケーションのために言葉はすごく大事だと思っているからね」