アレオラがレアル・マドリードへ

パリ・サン=ジェルマンのGKアルフォンス・アレオラはスペインのクラブと2020年6月30日までのレンタル契約を交わした。

フランス代表として3キャップを保持している26歳のGKは、パリ・サン=ジェルマンと2023年までの契約を交わしている。レアル・マドリードへのレンタル契約には完全移籍のオプションは付与されない。

パリ生まれのアルフォンスはエッフェル塔に程近いアンタント・スポルティブ・デ・プティ・アンジュでサッカーを始め、2006年にパリ・サン=ジェルマンに加入。フランスのINFクレールフォンテーヌ・アカデミー(2008-2009)でトレーニングを積んだあと、2009年7月3日に16歳でパリ・サン=ジェルマンとの最初のプロ契約を交わした。その1年後にはフランスU-19選手権で優勝し、PSGで最初のタイトルを獲得した。  

2013年にはリーグアンにデビュー。2試合に出場し、フランス王者に戴冠したあと、レンタルでRCランス(2013-2014)およびSCバスティア(2014-2015)に在籍した。

さらにスペインのビジャレアルへのレンタルを経て、2016年にパリ・サン=ジェルマンに復帰。公式戦合計107試合に出場し、さらに2回のリーグアン優勝(2018年、2019年)と、クープ・ドゥ・フランス優勝2回(2017年、2018年)、クープ・ドゥ・ラ・リーグ優勝2回(2017年、2018年)、トロフェ・デ・シャンピオン3回(2016年、2017年、2019年)のタイトルを獲得した。

代表レベルでは2回のワールドカップ優勝を経験。2013年にはFIFA U-20ワールドカップで優勝し、2018年にはレ・ブルーのメンバー23人の一員としてロシアでのワールドカップを制した。クラブはこれからスペインで待ち受ける新たな挑戦に向けてアルフォンスに心からの幸運を祈っている。