アブドゥ・ディアロがPSGに加入

パリ・サン=ジェルマンはトップチームにアブドゥ・ディアロの加入を発表する。ボルシア・ドルトムントから加入するフランス人DFはパリのクラブと2024年6月30日までの5年契約にサインした。

23歳のアブドゥ・ディアロはASモナコのユースアカデミー育ち。モナコでは3シーズンで19試合に出場し、2017年にはリーグアンタイトルを獲得した。トゥール生まれのDFはモナコ在籍中にレンタルの形でベルギーでも過ごし、2015-2016シーズンにSVズルテ・ワレヘムでプレーした(35試合出場3得点)。

2017年にはキャリアの新たな展開を迎え、FSVマインツ05と契約。ここでは30試合に出場した(3得点)。その才能はブンデスリーガで注目を集め、国内ビッグクラブの関心を引きつけた結果、2018年夏にはボルシア・ドルトムントに加入した。

スイスのルシアン・ファブレ監督の指導のもと、アブドゥ・ディアロはドルトムントで38試合に出場。センターバックとしてもサイドバックとしてもプレーできるユーティリティー性を示した。BVBでは2018-2019シーズンのブンデスリーガで2位の成績を残した。

クラブでのキャリアと並行して代表チームでもアブドゥ・ディアロはステップアップを重ね、U-21フランス代表の一員となった(16キャップ)。2016年にU-21チームに加わって以来、13試合でキャプテンマークを腕に巻き、2019年U-21 EUROの予選にも最初から参加。その本大会でフランスは東京2020五輪大会へのチケットを手に入れた。

契約のサインに際し、アブドゥ・ディアロは次のようにコメントしている。「パリ・サン=ジェルマンのような名門クラブの一員になれるのは素晴らしい名誉だ。パリのプロジェクトは非常に魅力的なものだといつも言っていた。首都のクラブに今日加入することができたのは、自分のキャリアの中でまたひとつ大事な一歩になる。新しいクラブのために全てを尽くしていくことを約束する。クオリティの高さと野心の強さで知られるこのチームのために自分の能力と意欲を役立てるのを楽しみにしている」