リヨンに勝利したPSGが遂に首位の座を奪取!

日曜にパルク・オリンピック・リヨンで行われたリーグ・アン第30節でPSGがオリンピック・リヨンを2-4で下した試合を振り返ってみよう。

首位を狙うチーム同士の直接対決となったこの試合、同じ勝ち点で並ぶリヨン相手にPSGの狙いは非常に明らかだった。マウリシオ・ポチェッティーノ監督はディ・マリア、キーン、エムバペの3トップとし、中盤にはマルコ・ヴェッラッティを起用し序盤から大胆に攻撃を仕掛ける。

そして開始早々ピンクと紫のユニフォームをまとったPSGが代表戦によるブレークを前に激しいプレッシャーやデュエルにより勝ち点3を取りに行く。キリアン・エムバペが素早いカウンターから完璧なパスを出し、それを受けたキーンがシュートを打つがこれは相手GKロペスにセーブされる(5分)。しかしその後すぐにヴェッラッティからパスを受けたエムバペが左足でシュートを打ち先制点を決めた(0-115分)。

前半はハイペースで両チームともゴールを狙う。PSGのディフェンスはナバス、マルキーニョス、そしてキンペンベが相手の攻撃を抑える。逆にPSGの攻撃陣はキーン(22分)、ディ・マリア(23分)がチャンスを作るが、追加点を決めたのはダニーロ・ペレイラだった!CKからプレスネル・キンペンベからマルキーニョスとボールが渡り、最後にペレイラが得点を決めた(0-232分)。

後半も相手へのプレッシャーを緩めないPSGはアンヘル・ディ・マリアがFKから直接シュートを決めて3-0とする(47分)。そしてその後ケイラー・ナバスからのボールをうまくトラップしたエムバペがカウンターを仕掛け追加点を挙げる(0-452分)。これが彼にとってリーグ戦100ゴール目となった!

PSGが圧倒する中リヨンもイスラム・スリマニ(1-461分)とコルネ(2-480分)がゴールを決めるが、その後再度試合を支配したPSGがナバスのセーブにも助けられこの試合に勝利した。

チームとして高いパフォーマンスを発揮したPSGがアウェーで貴重な勝ち点3を獲得しリーグ首位となった!代表戦によるブレークの後にリーグ、そしてカップ戦にて重要な試合が控えるPSGが素晴らしいプレーを見せた一夜となった。