第1レグを終えて、パリは戦い続ける!

Match reports

水曜日のUEFAチャンピオンズリーグ準々決勝ファーストレグで、FCバルセロナに3-2で惜しくも敗れた。

この試合はまさに、頂点を狙うチームの激しいエネルギーの衝突だった。再び、パリ・サン=ジェルマンとFCバルセロナが対峙した。パルク・デ・プランスで行われたこの第1レグで、ルイス・エンリケはキリアン・エムバペとウスマン・デンベレを攻撃陣に起用し、マルコ・アセンシオとイ・ガン・インを前線に従えた攻撃的な布陣を披露した。幕が上がり、ショーが始まった。

この試合には特別なものを感じた: オートゥイユ・スタンドのウルトラスの咆哮に導かれた並外れた観衆...そしてピッチ上では、ハイレベルな技術、緊張感あふれる心理戦が繰り広げられた。すべてがこのチャンピオンズリーグの魅力の一部である。パリとバルセロナはともにボールを支配し、中盤で威信をかけ、試合のテンポをコントロールしようとした。そして、最初に優位に立ったのは、我らがルージュ・エ・ブルーだった。前半30分までに、ホームのパリは6本のシュートを放った。

しかし、この試合には常に激しい波があった。カタルーニャが試合の主導権を取り戻そうとしたとき、我らのチームは、ヌーノ・メンデスを中心に抵抗し、ゴールライン上で見事なクリアを見せ(20')、マルキーニョスはとにかく最高なパフォーマンスを見せ、ジージョ・ドンナルンマは貴重なセーブを2つ見せた(22分)。バルセロナは、ラフィーニャがファーポストでゴールを決め、事態はさらに複雑になった。(0-1、38分)

ハーフタイムを終えて、選手たちは新たなエネルギーに溢れて戻ってきた。11人の熱い男たちは12人目の男に担ぎあげられた。ウスマン・デンベレだ。電光石火の速攻で、破壊的なカットバックで相手の背後を突き、ゴールネットを揺らした(1-1、48分)

パリが逆転し、瞬く間に先制した!右サイドを駆け上がったヴィティーニャが、ゴール左下へボールを放り込み、パルクを歓喜の渦に巻き込んだ(2-1、51分)。なんという逆転劇!なんという雰囲気!欧州カップ戦の魔法が数秒に凝縮されたような瞬間で会った。インターバルで交代出場したブラッドリー・バルコラがクロスバー直撃のシュートを放ったとき(54分)、恍惚とした気分はさらに高まった。

しかし、この壮大な脚本にはさらなる紆余曲折があった。ラフィーニャがペドリのパスからゴールを決めたのだ(2-2、61分)。その数秒後、クリステンセンがコーナーからヘディングシュートを決めた(2-3、76分)

パリ・サン=ジェルマンは第1レグで敗れたが、完全に負けたわけではない。このダブルヘッダーはまだ半分しか終わっていない。6日後、ルイス・エンリケ率いるチームは、ヨーロッパの運命をまだ手中に収めたまま、カタルーニャへと旅立つ。

舞台は整った。第2幕の時間だ。