PSGが今季最後のアウェー戦で快勝!
パリ・サン=ジェルマンは、今シーズン最後の遠征となったモンペリエの本拠地ラ・モッソンで圧倒的な強さを見せつけた(0-4)。ここでは、その試合の内容を振り返ってみよう。
フランス王者に輝いたばかりのパリ・サン=ジェルマンは、今シーズン最後のアウェーゲームでモンペリエと対戦した。ラ・モッソンの熱狂的な雰囲気の中、PSGはディ・マリア、メッシ、エムバペの攻撃を中心にファンに素晴らしい夜を与えてくれることを期待させた。
PSGは時間を無駄にすることなく、開始早々ロングシュートでゴールを狙うと、キリアン・エムバペはクリエイターとしてチームメイトのレオ・メッシにピンポイントのアシストを提供し、パスを受けたバロンドール7回受賞のメッシは、完璧なシュートで先制点を挙げた(0-1、6分)。
その後も落ち着くことなく、モンペリエのエリア付近で激しい動きと規律正しいプレーを見せる。ダロリオ監督の起用した5人ディフェンスを前に、パリの選手たちはあらゆる手で突破口を探る。そして、キリアン・エムバペがアウトサイドで蹴った完璧なパスを受けたレオ・メッシが相手キーパーをかわし、ボールをゴールへ押し込んだ(0-2、20分)。
エムバペは、リーグで最も多くのアシスト(17点)とゴール(24点)を記録している選手で、彼のマジックはこれだけでは終わらない。キリアンが左サイドで起点となったもう一つのチャンスは、アンヘル・ディ・マリアがバックポストにうまくシュートを決めて締めくくった(0-3、27分)。
3点差と余裕の出たPSGの前線の3人は試合を大いに楽しんでいた。エムバペの絶妙なカーブのかかったシュートは、惜しくもゴールとはならない(34分)。背番号7は絶好調で、ベルトーを苦しめ続ける。彼を止めるのに必死なモンペリエの後衛は、ファウルを犯しPKとなり、エムバペはこれを冷静に決めた(0-4、59分)。
この素晴らしいチームプレーの中、残り20分間に、ミシュとシモンズの2人の若手が出場し、さらにガッサマがプロデビューを果たした。試合終了間際には、キリアン・エムバペが何度かボールをキープしゴールを狙うなど、PSGは最後までうまく試合を運んだ。来週パリのパルク・デ・プランスで行われるリーグ戦が、今シーズン最後の試合となる。