スタッツ&ファクト:PSG vsストラスブール

パリ・サン=ジェルマンがパルク・デ・プランスにて4-2で勝利したストラスブール戦の主なスタッツ&イベントを振り返ってみよう。

勝利に終わったホーム初戦

マウリシオ・ポチェッティーノ率いるチームは、スタッド・ドゥ・ローブでのトロワ戦を2-1で制した1週間後に、今シーズン初めてパルクのピッチに立った。この相手は、1980/19811-0)、2000/20013-1)に続き、シーズン最初のホームマッチで3回目の対戦となり、パリジャンが得意とする相手でもある。リーグ・アンでの22勝は、クラブにとって2018/2019シーズン以来のこととなる。この試合、マウロ・イカルディが試合開始3分でネットを揺らし、同胞のカルロス・ビアンチが持つ記録(197798日、ランス戦)に並んで、パルク・デ・プランスでのシーズン最速ゴールを記録した選手となった。また、チームメイトのキリアン・エムバペは、自身のリーグ・アン通算150試合目(パリで109試合、モナコで41試合)に出場し、2アシストと108ゴール目を記録した。150試合で彼よりも良い記録を残したのは元パリジャンのズラタン・イブラヒモヴィッチだけ(122試合113ゴール)。

これがパリだ 

35回の対戦で、26敗、8引き分け、つまり勝利はない。これはパルク・デ・プランスでのストラスブールの対パリ・サン=ジェルマン戦の記録だ。レ・アルサシアンは2018年、それまではバスティアが持っていたパリでの最多未勝利試合の記録を抜いた(31試合勝利なし、現在も継続中)。元パリジャンのケビン・ガメイロは、2013526日以来、82ヶ月と19日ぶりにリーグ・アンでのゴールを決めた。ストラスブールは、ここ数年PSGとの対戦で72引き分けと、あまり良い結果が出ていない。PSGはストラスブールに対しここ4試合は連勝しているが、それまでは4戦中1勝だった。

ピッチ内外でのエンターテインメント

パリのサポーターたちは、チームの勝利を含めて感動的な夜を過ごすことができただろう。試合前のライブには多くのゲスト(元パリジャンのルドヴィック・ジュリー、F1ドライバーのピエール・ガスリー、ニューヨーク・ニックスで東京オリンピックの銀メダリストになったばかりのエバン・フォーニエ)がスタジアムのアナウンサーと会話をし、選手がピッチに立つとコレクティフ・ウルトラ・パリがXXLサイズのバナーを広げ、さらにハビエル・パストーレもこの機会にスタジアムに駆け付けた。土曜日にパルク・デ・プランスを訪れた幸運な人々は、この記念すべき夜を永遠に思い出すだろう。ショーのハイライトは、20:00に行われたリオネル・メッシ、セルヒオ・ラモス、ジャンルイジ・ドンナルンマ、アクラフ・ハキミ、ジョルジニオ・ワイナルドゥムという5人の夏の新加入選手のプレゼンテーションだった。そのうち最後の2人は、クラブアカデミーの2人の若手、エリック・ジュニア・ディナ・エビンベとアルノー・カリムエンドと共にパルク・デ・プランスでホームデビューを果たした。