スタッツ&ファクト:アンジェ戦の勝利

アンジェに3-0で勝利し、10回目のリーグタイトルにあと一歩に迫ったパリ・サン=ジェルマン。この試合のキーポイントを数字で振り返ってみよう。

10まであと一歩

パリはスタッド・レイモン・コパで見事に勝利を収めた。正式にリーグ優勝を決めるには、2位のマルセイユがホームでナント相手にポイントを落とす必要があったが、OM3-2で勝利したことで、PSGの優勝はお預けとなった。しかし、パリは残り5試合で勝ち点15をリードしており、土曜夜にパルク・デ・プランスで行われるリーグ134節のランス戦に勝つか引き分ければ、マウリシオ・ポチェッティーノ監督率いるチームのタイトル獲得が決定する。

この勝利は昨年9月に続く今季2度目の4連勝となった。

アンジェ戦の記録更新

これでパリジャンはアンジェとの公式戦では2173敗となった。PSGは、1975112日に1部リーグで1-3で敗れて以来、アンジェに対して公式戦27試合負けなしとなっている。これはパリにとって、サンテティエンヌ(対パリ・サン=ジェルマン23試合連続勝ちなし)との対戦記録を上回るものである。

パリ・サン=ジェルマンは現在、リーグ・アンでアンジェ相手にアウェー5連勝中(2016-2017: 2-02017-2018: 5-02018-20192-12020-20211-02021-20223-0)で、この記録は、ロリアン、メス、ナント(6勝)に次ぎ、ブレスト、ヴァランシエンヌ(5勝)と並ぶ、クラブ史上トップ5に入る。

また、パリはアンジェに公式戦14連勝している。これは、対ナント(連勝記録はすでにストップ)の17勝に次ぐもので、対ロリアン(連勝記録はすでにストップ)の12勝を上回り、クラブ史上2番目の記録となった。

限界を知らないキリアンとディ・マリアの200!

キリアン・エムバペは、パリ・サン=ジェルマンでの113ゴールを含め、リーグ・アン通算129ゴールを記録している。この記録はイブラヒモヴィッチ(同じく113ゴール)と並ぶもので、上回るのはエディンソン・カバーニ(138ゴール)だけとなる。また、アンヘル・ディ・マリアは、今季リーグ戦9ゴール目、左足での1ゴール目を記録した。

アンヘル・ディ・マリアは、パリで290試合に出場し、200ゴールに関与している(90ゴール110アシスト)。2020223日(ボルドー戦2点)以来、初めてリーグ・アンの同一試合で2アシストを記録した。

特筆すべきは、今シーズン、パリ・サン=ジェルマンでクープ・ドゥ・フランスに出場し、リーグ・アン初戦に出場したエル・チャダイユ・ビチアブだ。彼は、キングスレー・コマン(168ヶ月4日)、ニコラ・アネルカ(1610ヶ月24日)に次いで、クラブ史上3番目に若い選手(1611ヶ月4日)としてリーグ戦出場を果たした。

最後に、マルキーニョスは、自己最高のリーグ・アンでのゴール数(4)を更新した。彼はすでに、PSGのディフェンダーとしてクラブ史上最高記録保持者で、今回その数字を35に伸ばした。