PSGがナントで快勝

PSGは土曜夜、アウェーのスタッド・ドゥ・ラ・ボージョワールで行われたリーグ1第9節、ナントとの試合を3-0で制した。試合を振り返ってみよう。

イスタンブールで行われたチャンピオンズリーグ対バシャクシェヒル戦(2-0で勝利)から3日後となる土曜日に、ブルターニュにてナントとのリーグ戦に臨んだ。多くの選手を欠くトーマス・トゥヘル監督は、CLの試合から6人選手を入れ替え、4-3-3の布陣を採用した。

試合開始からPSGはゲームを支配し、辛抱強く相手ディフェンスの突破を試みる。ナントは前半14分にモーゼズ・サイモンが絶好のチャンスからシュートを放つ。エムバペ、キーン、サラビアの3人組が前半終了前に得点を狙うが、両チームとも無得点でハーフタイムとなる。

後半はペースが上がり、PSGは開始早々素晴らしいチームプレーから先制点を挙げる。イスタンブールで2アシストのキリアン・エムバペがこの試合もアンデル・エレーラのゴール(0-147分)をお膳立てした。エムバペはその後65分に自身が獲得したPKを落ち着いて決めて2-0とする。

この後、ナントが反撃を見せPKを獲得するが、カデル・バンバのシュートをケイロル・ナバスがセーブ(68分)してピンチを救う。リードを2点差に保ったPSGはアカデミー卒のバンディオグー・ファディガとケイズ・ルイズが出場機会を得て、さらにパブロ・サラビアがクレバーなターンから88分に3点目を決めた。

前半は膠着状態だったが、集中力を切らさず試合をコントロールしたPSG、この試合で勝利したことによりリーグ17連勝となった。首位をキープしたPSGは、水曜日にアウェーでチャンピオンズリーグ対RBライプツィヒとの試合に臨む。