PSGが100度目のクラスィクを制す
日曜に行われたリーグ・アン第24節のマルセイユ戦で勝ち点3を獲得したパリ・サンジェルマン。0-2という結果に終わったこの素晴らしい試合を振り返ってみよう。
ニームとの試合で勝利した4日後、PSGは100試合目となるクラスィクにアウェーのマルセイユで臨んだ。このリーグ・アンの大一番でPSGはマルコ・ヴェッラッティとマルキーニョスが復帰し、前線はディ・マリア、エムバペ、そしてイカルディの3トップとなった。
激しさ、速さ、テクニックというすべての要素が詰め込まれたこの試合、開始からすぐにPSGがゲームを支配する。先制点はカウンターからアンヘル・ディ・マリアのパスからキリアン・エムバペが決めた。(0-1、10分)
PSGはここで休息することなく、マルセイユの守備を脅かし続ける。マルセイユも反撃するがマルキーニョスとキンペンベが堅守を見せ、相手の危険なプレーを全て摘み取る。
そして今度はPSGに決定機が訪れ、これをマウロ・イカルディが確実に決める。アレッサンドロ・フロレンツィの右からのクロスをニアポストで反応したイカルディは、ヘディングでループシュートを放ち、相手GKスティーブ・マンダンダを破り2点目を決めた。(0-2、25分)
追加点を決めたPSGは流れを支配しながらチャンスをつくり、パレデスのシュートはポスト直撃(32分)、マウロ・イカルディ(60分)とネイマール(67分)のプレーはPKとならない。最も3点目に近づいたのはネイマールだったが、シュートは惜しくも枠を外れる(84分)。ペイェが退場処分を受け(90分)、このまま結果は動かずPSGがクラスィク100試合目を制した。
勝ち点3を手にしたPSGはリーグ首位リールを3ポイント差で追う。これからフランスカップ、リーグ戦、チャンピオンズリーグとすべての大会の試合に臨むPSGは、まずマルセイユでの重要な任務を完了した!