レンヌに敗れたPSG

パリ・サンジェルマンは、リーグ・アン第9節のレンヌ戦で、今季初の敗北を喫した(2-0)。ここでは、その試合を振り返ってみよう。

マンチェスター・シティ戦での重要な勝利(2-0)から5日後、パリは代表選によるブレーク前の最後の試合のためにブルターニュに向かった。マウリシオ・ポチェッティーノ監督は、ディ・マリア-メッシ-ネイマール-エムバペという攻撃的なカルテットを中心としたチームを編成した。

そして、ロアゾン・パークの晴れたピッチで始まったのは、良いサッカーをしようと決意した両チームが対峙する激しい試合だった。休む間もなくお互いにプレッシャーをかけ、気を抜けない展開が続く。両チームともにカウンター攻撃を最大限に利用しようとする、スリリングな試合となった。

そして、チャンスは双方に訪れた。実際、レオ・メッシがバーを直撃する見事なフリーキックで相手を震え上がらせ(30分)、その後もパリジャンはレンヌのゴールを果敢に攻め続けた。

しかし、ハーフタイム直前にガエタン・ラボルドのシュートが決まり、レンヌがリードを奪った(1-0、45分)。さらにレンヌは、後半開始直後にフラヴィアン・テのゴールで2点差とする(2-0、46分)

パリ・サン=ジェルマンは、前に出て試合の主導権を取り戻す以外に選択肢はなかった。メッシ、エムバペ、ネイマールがゴールを狙うが、エムバペのゴールはわずかなオフサイドポジションで無効となり(68分)、メッシのFKはポストに当たり(74分)、パリジャンは突破口を見出すことができなかった。

試合時間残り15分、パリの監督はチームに活力を与えるために3人の選手を交代させ、ワイナルドゥム、エレーラ、イカルディを投入した。しかし、この日曜日、運は彼らに味方しなかった。

ヨーロッパで最後まで無敗だった首都のクラブにとっては難しい試合で、ブルターニュで今季リーグ・アン初の敗北を喫した。リーグ首位をキープしているPSGは、代表選によるブレークが終わる10日後に、再び勝利を狙う。