PSGが川崎フロンターレに2-1で勝利!

日本での初戦、パリ・サン=ジェルマンは川崎フロンターレに2-1で勝利した。その試合を振り返ってみよう。

フランス王者対日本王者、気温31度、開会式、そして6万人を超える観客...。舞台は整った。日本遠征の最初の試合、パリのクラブは、ファンだけでなく、自分たちを苦しめようとする相手チームからも熱望されていることを理解していた。そこでクリストフ・ガルティエは、スター選手を揃えたスタメンで挑んだ。3人のディフェンダー、3人のアタッカー、そして中盤の新戦力と、国立競技場はセンセーショナルな水曜の夜となった。

開始直後から、PSGは調子を上げていく。キリアン・エムバペの2回のシュート(27分)、ネイマールとレオ・メッシの数回のチャンス(31分)、川崎のGKの好セーブなどがあったが、エムバペの好プレーからメッシが放ったシュートが相手に当たりそのままゴールとなり、PSGが先制する(0-131)。

先制点を決めたパリは敵陣で快適にプレーし始める。川崎の選手たちも後方の守備を試す勇気と大胆さを失ってはいなかったが、パリ・サン=ジェルマンの選手たちは高いプロ意識を持ち続け、失点を防いだ。

このようなプレシーズン・マッチではローテーションの余地があるため、ガルティエ監督は休憩時間にベンチ入りしていた選手たち全員にプレーさせるために、メンバーを大きく入れ替えた。

しかし、それでもPSGのサッカーは変わらず、一方の川崎フロンターレも何とかゴールを決めようと試みた。そして、2点目を決めたのはパリだった。交代出場のアルノー・カリムエンドが、左からのクロスを落ち着いて決めて追加点を挙げる(2-059)。試合時間残り30分は、何度かチャンスがあったが、山村和也のヘディングシュートが決まり、川崎が点差を縮めた(1-285)。

真新しいアウェーユニフォームを身にまとい、日本での初戦を勝利で飾ったパリジャン。レオ・メッシの好調ぶり、ヴィティーニャのデビュー、ガルティエ監督の3バックの採用など、いくつかの知見を得ることができた。この旅は、土曜日の日本ツアー第2戦、浦和レッドダイヤモンズ戦に続く。