パリ・サン＝ジェルマンは、今シーズン最初のホームゲームで、ストラスブールを相手に勝利を収めた（4-2）。この開幕戦を振り返ってみよう。
パルク・デ・プランスが燃え上がり、開幕のパフォーマンスが行われ、今季の新加入選手が紹介され、かつての名選手が故郷に戻ってきた。この魔法のような雰囲気の中、土曜日のリーグ・アン第2節、パリ・サン＝ジェルマンはトロワ戦とほぼ同じスターティング・イレブンで試合をスタートさせた。攻撃陣はドラクスラー、イカルディ、エムバペのトリオで、ディナ・エビンベが新たにメンバー入りした。
ルージュ・エ・ブルーのサポーターの素晴らしい雰囲気に応えて、マウリシオ・ポチェッティーノ監督のチームはすぐに攻撃を仕掛ける。ピッチの高い位置でプレスをかけ、大胆で闘志あふれたプレーを見せ、アルザスのディフェンスをすぐに窮地に陥れる。そして、先制点を決めたのは、またしてもマウロ・イカルディだった。アブドゥ・ディアロがエリア内に素晴らしいボールを送ると、アルゼンチン人CFは最高の位置から完璧にミートさせ、バーの下にゴールを決めた（1-0、3分）。これで、この先の展開が決まった。
そして、トロワ戦と同様、ホームチームはわずか2分で2ゴールを奪った。
アクラフ・ハキミのシュートがブロックされた後、キリアン・エムバペの強烈なシュートがアジョルクに当たってそのままゴールに入りPSGがリードを広げた（2-0、25分）。その後、エムバペの素晴らしいプレーに続いて、ユリアン・ドラクスラーがシュートを決め、3点差とする（3-0、27分）。
圧倒的な優位の中、PSGは中盤での技術的な優位性と、相手を圧倒するスピードを生かして、ボールをキープする局面に入った。
何とか反撃したいストラスブールは、後半に入ってより勇敢になっていた。ケビン・ガメイロが見事なヘディングシュートを決めてリードを縮め（3-1、53分）、アジョルクもケイラー・ナバスの目の前でヘディングシュートを決めた（3-2、64分）。これで勢いづいたストラスブールだったが、81分にジクがレッドカードを受ける。
数的優位に立っていたパリジャンは、試合終了間際にゲームを優位に進めた。その結果、パブロ・サラビアが決勝点を決め、さらに彼のアシストをキリアン・エムバペが決めて点差を離した（4-2、86分）。
長い間ファンの記憶に残るだろうこの夏、これでパリ・サン＝ジェルマンは開幕から2連勝となった。