伝説の50試合:ヴェロドロームで“マニータ

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クラブ設立50周年記念の一環として、PSG.FRではパリ・サン=ジェルマンの歴史に残る名勝負を振り返っている。今回はPSGがスタッド・ヴェロドロームで成し遂げた最も素晴らしい勝利だ。

2017年2月26日に行われた一戦。ウナイ・エメリ監督率いるパリ・サン=ジェルマンは自信満々でスタッド・ヴェロドロームに乗り込んでいた。首位に立つASモナコを追いかけている状況であり、マルセイユでの試合の結果は大きな意味を持つものになると予想された。異様な雰囲気の中で、パリは序盤から試合を優位に進めてホームの観客を沈黙させた。

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エメリ監督はディ・マリアとドラクスラーをベンチに置いてル・クラスィクをスタート。マルセイユは可能な限りPSGのプレーをやりにくくするためすぐにハイプレスをかけてきた。だがマルキーニョスが開始直後にホームチームに一撃を繰り出す。主将チアゴ・シウヴァからボールを受けたパリの5番がGKプレを破るシュートをネットに突き刺した(5分、0-1)。

マルセイユもパイェが反撃を試みたが、回転をかけたシュートはケヴィン・トラップを破れず(8分)。PSGも本格的にギアを上げ、ヴェッラッティのパスを受けたパストーレがダイレクトでカバーニへ繋ぐ。プレの目の前に抜け出したエディによる右足の絶妙なシュートが無人のゴールに転がり込んだ(16分、0-2)。

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ショックを受けたマルセイユはこの2発のアッパーカットから立ち直ることができず、パリは後半開始直後にもすぐにリードを広げる。マルセイユ守備陣がクリアしきれなかったクルザワのクロスにルーカスが合わせた(49分、0-3)。マルセイユはさらに追い詰められていく。交代で出場した直後のドラクスラーも、ムニエからの精密なクロスに合わせてゴールを奪った(61分、0-4)。

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ロッド・ファンニが点差を縮めた(69分、1-4)が、直後にマテュイディが左足のシュートでパリの5点目を記録(71分、1-5)。間違いなく、ル・クラスィクの歴史の中でもPSGにとって最高の思い出のひとつとなった。

オリンピック・マルセイユ - パリ・サン=ジェルマン:1-5(前半0-2)
リーグ・アン - 第27節
スタッド・ヴェロドローム(マルセイユ)
得点: ファンニ(69分)=マルセイユ;マルキーニョス(6分)、カバーニ(16分)、ルーカス(49分)、ドラクスラー(61分)、マテュイディ(72分)
マルセイユ: プレ、ファンニ、酒井、ロランド、エヴラ(45分ベディモ)、ヴァンクール、ザンボ・アンギッサ、ロペス、トヴァン(66分セルティッチ)、パイェ、エンジエ(51分カベラ) 監督:ルディ・ガルシア
パリ・サン=ジェルマン: トラップ、ムニエ、マルキーニョス、チアゴ・シウヴァ、クルザワ、ヴェッラッティ、ラビオ、マテュイディ、ルーカス(73分ディ・マリア)、カバーニ(82分ベン・アルファ)、パストーレ(55分ドラクスラー)監督:ウナイ・エメリ