伝説の50試合:ソショーを破って残留!

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クラブ設立50周年記念の一環として、PSG.FRではパリ・サン=ジェルマンの歴史に残る名勝負を振り返っている。今回は2008年、あわや降格のピンチを切り抜けたソショー戦!

ソショーとの試合に臨んだパリ・サン=ジェルマンの目標はただひとつ、リーグ・アン残留を果たすため勝利すること。この数週間前にはスタッド・ドゥ・フランスでのクープ・ドゥ・ラ・リーグ決勝(2008年3月29日、2-1)でランスを下して翌年の欧州大会出場権を確保していたとはいえ、PSGは厳しいシーズンを過ごしていた。

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敵地ソショーで行われたシーズン最終戦。残留争いの直接のライバルであるトゥールーズとランスを上回っていたパリは、自分たちの運命を自力で決められる状況にあった。

元PSG選手であるステファン・ピショやステファン・ダルマ、ファブリス・パンクラトを擁するソショーは、シーズン最終戦でもはや得られるものも失うものも何もない状況だった。

ペドロ・ミゲル・パウレタにとってはPSGのキャプテンマークを巻いて最後の試合。チームのトップリーグ残留を決めて最終戦を飾りたいところだった。

満員となったスタジアムで、パリのファンもチームを背後から後押し。ポール・ル・グエン監督率いるPSGはアマラ・ディアネのパワフルかつ正確なシュートで強烈な先制パンチを繰り出した(22分、0-1)。だがやはり、この2007-2008シーズンはPSGサポーターに最後まで苦悩の1年となった。押し込まれた守備陣は後退を強いられ、ファンの後押しを受けたソショーは勢いを増し、ダルマ(42分)やラビウ・アフォラビ(51分)、ミカエル・イザベイ(56分)がゴールを脅かす。

その流れのままソショーは、ダルマからのCKに合わせたギラン・エンダウのヘディングで同点に追いつく(74分、1-1)。その数分前にはパウレタがペギー・リュインデュラと交代し、感動的な別れを迎えていた(70分)。

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ピッチ上でも観客席でも、パリからは明らかに不安が感じられた。同時刻にトゥールーズはバレンシエンヌからリードを奪い、ランスはボルドーと同点。ランスが1点を奪い、パリが敗れれば、リーグ・ドゥへ降格することになってしまう…。

だがここでパリのクラブに救世主が現れる。アフォラビに競り勝ったディアネがGKテディ・リシェールを破るシュート。ボールはゆっくりとネットに収まり、不格好ではあるが価値ある得点となった(83分、1-2)。

残りの7分間とアディショナルタイムは、クラブの歴史の中でも最も長い時間だったかもしれない。最後のホイッスルが鳴り響くと歓喜が広がる。パリ・サン=ジェルマンはリーグ・アン残留を果たし、パウレタは涙を流して倒れ込み、ファンもようやく安堵のため息をつくことができた。

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FCソショー - パリ・サン=ジェルマン:1-2(前半0-1)
リーグ・アン - 第38節
スタッド・オーギュスト・ボナル(ソショー)
得点:ディアネ(23分、83分)=PSG、エンダウ(74分)=ソショー
ソショー:リシェール - ブレシェ、エンダウ、アフォラビ、ピショ - ピトー、ダルマ、イザベイ(85分ダガノ)、モーリス=ベライ(85分トラオレ) - エルディンチ、パンクラト 監督:フランシス・ジヨ
パリ・サン=ジェルマン:ランドロー - セアラ、ジェペス、カマラ、アルマン - シャントーム(82分メンディ)、ブリヨン、クレマン、ロタン(86分サコ) - ディアネ、パウレタ(70分リュインデュラ) 監督:ポール・ル・グエン