ルイス・エンリケ監督「ファンがいればより強くなれる」
パリ・サン=ジェルマンのルイス・エンリケ監督が、日本時間日曜早朝の05:05にパルク・デ・プランスでキックオフとなるリールとの試合(リーグ・アン第24節)を前に、PSG TVを含むメディアからの質問に答えた。
フヴィチャ・クヴァラツヘリアのチームへの適応
「トレーニングセッションや試合を通して、彼が必要とする情報を与えるようにしている。それが狙いだ。彼はさまざまなプレースタイルに適応できる、非常にクレバーな選手だ。彼はチームにどう適応するかを考える必要があるし、私たちは彼に自由を与える必要がある。彼のスタイルを尊重し、強調しなければならない。」
チーム管理
「これほど多くの試合をこなすのは、嬉しいことだけど大変だ。でも、それはリーグ・カップどの戦線でもまだ闘い続けていることを意味する。だから、この状況をうまくコントロールし、うまく選手たちの出場時間を管理しなければならない。選手たちは全員プレーできる状態だし、監督としてそれは素晴らしいことだ。」
リール戦
「リールとリヴァプールには、特にディフェンス面で類似点があると思う。リヴァプールと対戦する前に、リールとの試合ほど良い予行演習はない。素晴らしい機会だと思う。明日はライバルチームとの大事な試合だ。リールは非常にいいチームで、パリにとって大きなモチベーションとなる。ホームゲームなので、ファンとともに戦えるのはとてもいいことだ。」
リールのプレースタイル
「目指すのは、相手が作り出すさまざまな状況に立ち向かうために必要なリソースをチームに与えることだ。試合のあらゆる状況に対応できるように準備していかなければならない。相手はPSG相手に普段とは異なる戦い方をするし、同じ展開で始まり終わる試合はない。だからこそ、私たちはそれらのリソースを必要としているんだ。」
クープ・ドゥ・フランス準決勝の対戦相手がダンケルクに決まった…
「決勝まであと一歩のところまで来ている。相手はリーグ・ドゥのトップ近くにいて、ブレストを破った試合でも見られたように、リーグ・アンのレベルに匹敵するプレーをしている。だから、他の試合と同じように準備するつもりだ。」
コーチ陣の重要性について
「これほど激しいシーズンに備えるためには、どの監督もスタッフチームを必要としていると思う。個人的には、最高の人材を常に自分の周りに置きたいと思っている。周りに有能な人材がいれば、自分も向上できると確信している。私のチームはよくトレーニングし、非常に高いレベルでプレーしている。コーチングスタッフと仕事をするのはとても楽しい。彼らにはとても満足しているけど、選手たちからも、そして彼らからも、さらに多くを求めたい。」
「金の卵」と称されるイブラヒム・エンバイエ
「彼は1年前からトップチームでトレーニングしている。彼を特別扱いしているわけではない。彼がここにいるのは、十分な実力を持っているからだ。彼は2008年生まれの世代で、まだ少年ともいえる。だけど、非常に賢く、技術的にも身体的にも優れた若手だ。多くのトップレベルの選手と同様に、利き足の方がパワーが勝る。これは彼が改善すべき点である。戦術的な観点から見ると、彼は周りの選手のポジションを考慮した守備を理解して、少しずつ吸収していく必要がある。また、彼は他のアカデミーの選手たちの模範となり、求められていることができれば、全員がトップチームでプレーできるということを証明しなければならない。」