第5回パリ・サン=ジェルマン・アカデミー杯を5月15日にパリで開催
5月15日から20日まで、9~13歳の子供たち250人がパリに集い、パリ・サン=ジェルマン・アカデミー杯の獲得を争う。フランス、ブラジル、モロッコ、レバノン、米国、トルコ、カタール、カナダ、エジプトから集まるのは、パリ・サンジェルマンのライセンスを受けた各国アカデミーでサッカーを学んでいる子供たちだ。
4大陸9ヶ国の22チームが集結し、U-10/U-11とU-12/U-13の二つの年齢カテゴリで構成される大会を戦う。グループステージは木曜日と金曜日に開催。続いて土曜日にはファイナルラウンドと、各カテゴリの決勝戦が行われる。試合会場は全てムードンのマルセル・ベック・コンプレックス。昨年はU-10/U-11カテゴリではブラジル、U-12/U-13カテゴリではフロリダが優勝を飾っており、250人の子供たちが次の王者となることを目指す。
パリ・サン=ジェルマン・アカデミー・プログラムディレクターのナディア・ベンモフタルは次のようにコメントしている。「毎年1万2000人以上の子供たちが世界中で私たちのサッカーアカデミーに参加しています。今回またその子供たちに、パリに集まって交流し、ミニワールドカップを戦う機会を提供できることを嬉しく思います。これまでの5年間で、パリ・サン=ジェルマン・アカデミー杯は皆さんが待ちわびるイベントとなりました。子供たちも、保護者やコーチの皆さんも本当に楽しみにしてくれています。私たちが真剣にサッカーに取り組む熱意や、プログラムのダイナミックさ、価値観や異文化の共有と交流に重点を置いていることを理解していただいています」
パリ・サン=ジェルマン・アカデミーの目的は、5歳から17歳までの子供たちに質の高いトレーニングと指導を提供しつつ、刺激を与え、人間としての成長と発展を見守ることにある。優れたトレーニング方法のクオリティを世界中で認められた欧州トップクラブが持つ価値観を共有できる特別な機会を、サッカーを愛する全ての子供たちに提供している。
参加する250人の子供たちは、パリ・サン=ジェルマン・アカデミー杯の出場に加えて、パルク・デ・プランスや、フランスの首都が誇る歴史的名所を訪れ、シルク・ボルマンでのディナーパーティーを楽しむチャンスも得ることができる。パリ滞在のハイライトとなるのは5月18日。パリ・サンジェルマンがディジョンと対戦するリーグアン第37節のホームゲームを観戦に訪れる。その思い出をさらに特別なものとするため、キックオフ数分前にパルク・デ・プランスのピッチ上を一周する機会も設けられる。