パルク・デ・プランスのチケット販売数新記録を更新

パリ・サンジェルマンが国際的にも知名度を大きく高める中、今季のパルク・デ・プランスには大勢のファンが駆けつけた。2017年5月17日以来全てのホームゲームが“完売”となり、2018/19シーズンには新たなチケット販売数新記録が達成された。

パリ・サンジェルマンはシーズンを通して123万席以上のチケットを販売し、新たな売上記録を更新した。パルク・デ・プランスは2シーズン連続で全ての試合が全席完売となり、50試合以上連続で満席となっている。2018/2019シーズンのパルク・デ・プランスの入場者数は平均4万7300人、入場率は99%となった。

パルク・デ・プランスの国際的アピールは2018/19シーズンには新たな高みに到達した。シーズンを通してパリ・サンジェルマンのホームゲームで販売されたシングルチケット購入者の20%以上が外国人ファンであった。実に166の異なる国籍のファンがスタジアムを訪れ、そのうち12%が米国から、8%がブラジルから来訪。クラブが世界中で影響力を強めていることが反映された。フットボール文化の根付いている近隣国においてもパリ・サンジェルマンへの関心は強まっており、パルク・デ・プランスの外国人観戦者のうち8%が英国から、6%がイタリアから、5%がドイツから訪れたファンだった。

観客数の新記録を達成したことは、試合開催日のクラブの売上増加にも繋がり、2018/19シーズンの総売上額は1億1500万ユーロ近くに達した。だがクラブはあくまでリーズナブルなチケット価格を維持する方針を貫いている。チケットの4分の1が20ユーロ以下、3分の1以上(35%)が25ユーロ以下で販売されたものだった。

来季もまた、パルク・デ・プランスでの試合のチケット需要は非常に高いものとなることが見込まれる。シーズンチケットはすでに完売し、1万8000人以上がウェイティングリストに登録している。

来季に向けた準備として、パリ・サンジェルマンではすでにパッケージ販売やシングルチケット販売のプランを立てている。2019/20シーズンの日程が発表され次第、最初のチケット販売が開始される予定だ。