パリ・サン=ジェルマンがフォーブス発表の最も価値のあるサッカークラブでトップ10入り

パリ・サン=ジェルマンがフォーブス発表の最も価値のあるサッカークラブでトップ10入り

前回の2018年以降、パリ・サン=ジェルマンの評価額は2倍以上になり、10年以上にわたって各クラブの評価額をまとめてきた同誌によると、現在の推定額は25億ドルとなっている。今回の最新版では、パリ・サン=ジェルマンは最も価値上昇率の高いクラブ(129%)となっており、世界のエリートクラブとしての地位を確固たるものにしている。

2011年にカタール・スポーツ・インベストメント社が買収して以来、特にこの5年間で、パリ・サン=ジェルマンは世界で最も成長著しいクラブとしての地位を確立した。2021年、パリ・サン=ジェルマンはQSI買収後初めてフォーブス誌のランキングでトップ10に入ったが、当時は世界のトップ20にさえ入っていなかった(パリ・サン=ジェルマンの最初の査定は2014年で41500万ドル、15位となった)。

パリ・サン=ジェルマンが革新的で多様化した方法で収益を成長させたことが、このランキング上昇に繋がった。これは、デロイト・マネーリーグ2020の調査で、パリ・サン=ジェルマンが欧州サッカークラブの中で5位、世界のスポーツフランチャイズの中ではトップ10に入っていることからも見て取れる。また、パリ・サン=ジェルマン・ブランドの発展もこの躍進の原因となっている。パリ・サン=ジェルマン・ブランドの目覚ましい成長は、「Brand Finance 2020 Football 50」のレポートでも紹介されており、クラブのブランド価値は7位となっている。

パリ・サン=ジェルマンの会長兼CEOであるナーセル・アル=ヘライフィー氏は、この発表を受け次のようにコメントを残している。

「今回のランキングは、わたしたちの発展と多様化の戦略をさらに裏付けるものです。この10年足らずの間に、パリ・サン=ジェルマンのブランドは、スポーツとライフスタイルの分野において世界的なスタンダードとなりました。これまでの広範な努力のおかげで、今後ピッチの内外で成功を収めるための強固な資産基盤を築き上げることができています。」