リネール、カラバティッチ、ディッコが東京オリンピックを語る!

東京で開催されるオリンピックを前に、パリ・サン=ジェルマンから参加する14人の選手がPSG TVにてインタビューに応じ、五輪に向けての準備や目標について語りました。

柔道家、ハンドボール選手、男女サッカーチームのメンバーなど、723日(金)から日本で開催される東京オリンピックには、パリ・サン=ジェルマンから様々な選手が参加します。

柔道ではロマヌ・ディッコ(フランス)とテディ・リネール(フランス)、サッカー女子ではジョーディン・ハイテマ(カナダ)、アシュリー・ローレンス(カナダ)、アマンダ・イレスタッド(スウェーデン)、サッカー男子ではティモテー・ペンベレ(フランス)が出場します。さらに、ハンドボールでは、ヤン・ジャンティ(フランス)、ヴァンサン・ジェラール(フランス)、ルカ・カラバッハ(フランス)、ニコラ・カラバティッチ(フランス)、ネディム・レミリ(フランス)、ミッケル・ハンセン(デンマーク)、ヘンリック・トフト・ハンセン(デンマーク)、フェラン・ソレ(スペイン)と、14名選手がそれぞれの国を代表して参加します。

オリンピックに向けての準備は順調ですか?

「トレーニングキャンプを終えたばかりで、体調も良く、オリンピックに向けて準備は万端だ。あと数日で最終的な調整を終え、強敵たちと闘いに行く!」と語ったヘビー級柔道世界王者のテディ・リネール。

「トレーニングキャンプを終えたばかりで、体調も良く、オリンピックに向けて準備は万端だ。あと数日で最終的な調整を終え、強敵たちと闘いに行く!」と語ったヘビー級柔道世界王者のテディ・リネール。

そしてハンドボールのルカ・カラバティッチは次のように述べました。

「大会に向けて完全に準備モードに入っているけど、肉体的にも精神的にも非常に集中している。短い期間に行われる激しい連戦に備えなければならないからね。狂ったようなリズムで多くの試合が行われ、時間帯も早朝や深夜など様々で、大きなプレッシャーがかかるだろう。疲労が蓄積してくると、どれだけフィジカル面で準備ができているかが重要になってくるんだ。」

オリンピックでの目標は?

「フランスのためにメダルを獲得するためにここにいる。簡単ではないことはわかっているけど、サッカーではどんなことでも可能だ」と、シルヴァン・リポール監督率いる男子サッカーチームでプレーするティモシー・ペンベレは言う。

「目標は明確で、3度目のオリンピックチャンピオンになること。東京でこのチャレンジを成功させることは、自分にとって特別なことであり、キャリアの集大成となる」と、タイトル保持を目指すテディ・リネール。

「隠すつもりはない。ただ参加するために東京に行くのではなく、オリンピックメダルを持ち帰りたい。そのために毎日トレーニングしているし、自分にはその能力があると信じている!」と、意気込みを語るロマヌ。

 

「目標はもちろん金メダルで、オリンピックに出場するチャンスがあれば、それを目指さなければならない。世界のトップチームが参加するので、とても難しいことだが、高いモチベーションを持って臨む必要がある。オリンピックのメダルは特別で何色でも素晴らしいけど、目標は金メダルだ!」と述べるルカ。

祖国を代表して参加する気分は?

「国を代表してオリンピックに参加することは本当に素晴らしいことだ。スポーツ全般にとって最高の大会だ。自分にとっては国を代表してオリンピックに出るのは初めてで、サッカーにとっても大きな意味がある。フランスは長い間、出場権を得られなかったから、国民の誇りとなるように全力を尽くしたい」とパリ・アカデミー出身のティモシー・ペンベレは語った。

この気持ちは、テディ・リネールにも共通している。リネールは、既にオリンピックにてこれまでに3度、フランス国歌を聞いている。「自分の国を代表して日本、特に東京に行くことは、自分のキャリアの中でとても特別なことだ。もちろん、大会を楽しみ、メダルを獲得したい。自分の国を代表してオリンピックに参加することは、すべてのスポーツ選手にとって最も重要なことだと思う。金メダルを取って表彰台でラ・マルセイエーズを聞きたい。」

パリ・サン=ジェルマンのチームメイトがいることはアドバンテージになりますか?

ティモシー・ペンベレ:「パリ・サン=ジェルマンの他のメンバーと一緒にオリンピックに参加することは、非常に良いことだ。お互いにサポートし合い、見守り、応援し合うことができる。フランスとパリ・サン=ジェルマンのために、全員でメダルを獲得したい!」

チームメイト7人と共に出場するルカ・カラバティッチ:「もちろん、このオリンピックの冒険をパリ・サン=ジェルマンのチームメイトと共有することは、特別なことだ。1年を通して関係を築き、とても親しく、クラブで多くの経験を共有しているからね。だからこそ、国際的なスポーツの頂点で、チームメイトとこの冒険を共にすることは特別だし一緒に出場できて嬉しい。」

テディ・リネール:「サッカー、ハンドボール、柔道でパリ・サン=ジェルマンの選手たちが出場する。これらのオリンピックチームの中に入ることは、本当に素晴らしいことだ。バブルはあるけど、仲間と一緒にいることができる。」

ロマヌ・ディッコ:「確かに、オリンピックにはパリ・サン=ジェルマンの選手が何人も参加するのは素晴らしいことだと思う。みんなが金メダルを持ち帰るという同じ目標を持ってそこにいるんだ。」

柔道では、メラニー・ヴィウ、ウーゴ・メティフィオー、カムザット・サパルバエフも、フランス柔道チームのベースキャンプ地である姫路に滞在し、トレーニングパートナーとしての役割を担うことになる。