パリ・サン=ジェルマン、東日本大震災から10年目の節目に日本の高校生と団結

パリ・サン=ジェルマンは、日本の非営利団体「キッズドア」とともに、2011年の東日本大震災を追悼する特別イベント参加しました。

パリ・サン=ジェルマンは、2011年の東日本大震災から10年して迎えて開催されたイベントに参加し、東北地方の港町(南三陸町)において津波による甚大な被害を受けた子どもたちを支援しました。子供の貧困問題に取り組む非営利団体「キッズドア」の呼びかけに応じて、パリ・サン=ジェルマンの日本ファンクラブの代表が320日(土)に南三陸町を訪れ、志津川高校の生徒たちと交流しました。南三陸町は東北地方の港町で、この震災で大きな被害を受けました。

このイベントの一環として、パリ・サン=ジェルマンが2019/20シーズンに獲得した4つのトロフィーが、希望の象徴として現地で展示されました。また、クラブのマスコットであるジェルマンも駆けつけ、トップチームを代表して高校チームの若い選手たちにグッズを手渡しました。また、パリ・サンジェルマンの選手数名が、逆境に負けない勇気とポジティブなメッセージを伝えるビデオを収録し、生徒たちが視聴したほか、チーム全員のサイン入りユニフォームを受け取りました。

パリ・サン=ジェルマン・アジア・パシフィックのマネージング・ディレクターであるセバスチャン・ワセルズ氏は、次のように述べています。「「キッズドア」を支援することは、パリ・サン=ジェルマンにとって簡単な決断でした。この団体は、子供の貧困問題を解決するために、日本で教育活動を行っています。今回、南三陸町を訪問することで、日本の若いファンのコミュニティに、困難な状況にあっても彼らの味方であることを示したいと考えています。パリ・サン=ジェルマンが世界中で展開している連帯と尊敬の意味は、このような追悼行事で意味を持つのです。」

2011年の東日本大震災以降、「キッズドア」は特に被災地である東北地方で、学生を対象とした無料の勉強会を開催してきました。2017年には、志津川高校に学習センターを開設し、若者たちの勉強を支援しています。

パリ・サン=ジェルマンは、教育とスポーツの価値が、恵まれない子供たちの成長に貢献することを確信しており、キッズドアのような青少年のためのチャリティー活動を支援するために、世界のどこにでも行く準備があります。