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第6回パリ・サン=ジェルマン - チルドレン・ファースト・ガラ 主役は子供たち

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パリ・サン=ジェルマン財団のパートナーであるアルキュリアル社により恒例のオークションが行われた。収益の126万8000ユーロはパリ・サンジェルマン財団および世界の子供たちを助ける基金オークションの財源として用いられる。

2019年5月22日に、パリ中心部のパヴィリオン・カンボン・キャプシンにおいて、パリ・サン=ジェルマン- チルドレン・ファーストは毎年恒例の第6回ガラ・ディナーを開催した。シーズン最後のイベントとなるディナーにはナセル・アル=ケライフィ氏や、パリ・サン=ジェルマン財団基金チェアマン、トップチームの選手たち、女子チームのマリー=アントワネット・カトト選手、柔道のテディ・リネール選手、その他350名を越えるゲストが一同に会した。

今回のガラ・ディナーの中でパリ・サン=ジェルマン財団副代表のサブリナ・ドゥラノワは、クラブが子供たちを助けるため今年開催してきたオークションの総括を行い、日々協力して活動を行っている全てのパートナーやエデュケーターたちに感謝の思いを表した。

今年の特に注目すべき出来事のひとつは、中央アフリカ共和国の首都バンギにおける栄養失調解消プログラムに協力する形で、クラブがアクション・コントル・ラ・フェムと連携した新たな活動についての発表が行われたことだ。パリ・サン=ジェルマン - チルドレン・ファーストの人的および金銭的貢献により、深刻な栄養失調に苦しんでいた4千人以上の子供たちへの対応を行うことが可能となった。

パリ・サン=ジェルマン - チルドレン・ファーストはまた、病気の子供たちを助けるネッケル小児病院とのパートナーシップも前進させた。恒例となっているクラブの選手たちによる小児患者訪問に加えて、手術室内の小児回復室のひとつを改装するプロジェクトが実行に移された。両団体の長期間にわたる合意は来季もさらに前進し、病院内に新たなルージュ&ブルー・スクールの開校が予定されている。

この夜の一番の見所はアルキュリアルの運営するオークションの開催であり、実に総額126万8000ユーロの収益が記録された。この収益によりパリ・サン=ジェルマン - チルドレン・ファーストは、フランス国内外の子供たちのための活動を継続し、さらに発展させることが可能となる。オークションに出品された14点の品物の中には、黒のジョーダンシャツを着用したリシャール・オルリンスキ氏の“ワイルド・コング”、ネイマールのサインが入ったパリ・サンジェルマンユニフォームのアメフトバージョン、キリアン・エムバペに捧げるため制作されたパトリック・ルビンシュタイン氏の独特の作品、そして30人の人々がパルク・デ・プランスの舞台裏で特別な体験を味わえる権利などが含まれていた。

パリとマント=ラ=ジョリーのルージュ&ブルー・スクール、および“アレ・レ・フィユ”プログラムの35人の子供たちもディナーに参加した。財団による指導のもとで年間約360の活動に日々携わっている18人のエデュケーターたちも子供たちに付き添っていた。

アリ・アビタン、フレデリック・ショー、ユーリ・ジョルカエフ、フランク・デュボスク、ガッド・エルマレ、トニー・エスタンゲ、シリル・ハヌナ、ケイロン、マリーヌ・ロルフェラン、オフェリー・ムニエ、リシャール・オルリンスキ、ペドロ・ミゲル・パウレタ、ハリー・ロセルマックなどの有名人たちも、パリ・サンジェルマン - チルドレン・ファーストの招待を受けディナーに参加していた。