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厳しい敗戦

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マッチレポート:
ロイク・ムベーが右サイドバックに入り、ディフェンスの中央にはアブドゥ・ディアロとプレスネル・キンペンベが先発。パリ・サン=ジェルマンは新たな姿で試合に臨んだ。まずは今季初先発のレアンドロ・パレデスが25メートルの位置からハーフボレーで狙うがわずかに枠外へ(9分)。ネイマールが曲げたFKも左ポストのわずか外に逸れた(27分)。だが30分になろうとしたところでランスがパルク・デ・プランスを凍りつかせる。カマラのヘディングがアウェイチームに先制点をもたらした(29分、0-1)。ケイラー・ナバスは4試合連続クリーンシートを逃すことに。さらに悪いことは続き、エリック・マキシム・シュポ=モティングは負傷のためアンヘル・ディ・マリアとの交代を余儀なくされた(41分)。ディ・マリアはすぐにチャンスに絡んだ(44分、45+2分)が、前半終了間際にはランスのユニス・アブデルハミドが追加点に迫る場面もあった(45+1分)。

厳しい前半45分間(枠内シュート7本)を終えたパリ・サン=ジェルマンは、後半も奮闘を続けるランスに苦戦を強いられる。ディ・マリアがさらに2つのチャンス(55分、58分)を生み出したが、GKライコビッチとDF陣が抵抗。時間が経過するにつれてランスはより深い位置へ下がり、同点ゴールを狙うパリが押し込んでいくが、スペースを得たアウェイチームはカウンターを繰り出す。カファロのチャンス(74分)に続いて、ウダンはポストを叩いた(78分)。

PSGは攻め続けたが、ディ・マリアのシュートはアブデルハミドの必死のブロック(82分)やライコビッチのセーブ(86分)に阻まれる。アディショナルタイムも終了間際となったところでランスは、ディアのアクロバティックな一撃でこの日2点目のゴールを加えた…(90+4分、0-2)

結果以上に、PSGにとっては本当にうまくいかない夜だった。トップチームのレギュラークラスが9人も不在だったチームには創造性が欠けていた。22試合(20勝2敗)続いていたリーグアンのホームゲームでの連続無敗記録もストップ。リーグアンで45試合(公式戦63試合)の連続得点記録もこの試合で途切れてしまった。

スタッド・ランスに大きな番狂わせを許したパリ・サン=ジェルマンだが、アンジェを得失点差で抑えて依然としてリーグアン首位を守っている。次は土曜日のアウェイでのボルドー戦で立て直さなければならない。