パリ・サン=ジェルマンが出場する米国開催のFIFAクラブワールドカップ2025があと1週間で開幕となる。パリのキャプテン、マルキーニョスがFIFAのインタビューでこの新しい大会について語った。
パリ・サン=ジェルマンの初戦は、現地時間6月15日にロサンゼルスのローズボウル・スタジアムでアトレティコ・マドリードと対戦する。首都のクラブで背番号5を背負うマルキーニョスは、大会開始を心待ちにしている。「どのクラブも参加したいと思う大会だ。新しい形式は、多くの強豪クラブが参加し、普段顔を合わせることのないチームと対戦できる点で、非常に面白いと思う。パリ・サン=ジェルマンが参加するどの大会でも同じように、優勝を目指したい。長く厳しい道のり、激しい闘いになることは分かっているけど、どういう展開になるか、とても楽しみだ」と語った。
マルキーニョスは、米国は新しい大会の開催地として最適な場所だと述べている。「代表の一員として米国で行われた大会に出場したことが何度かある。フットボールをするにはいつも素晴らしい場所だ。多くのファンが来場するだろうし、世界中で注目されるだろう。だから、この大会に出場することはエキサイティングな経験になる。」
スタジアムの雰囲気
「この熱狂は素晴らしいものだと思う。この大会に参加するために世界中からクラブが集まってくるし、ビッグクラブにはたくさんのファンがいて、アメリカまで試合を見に来るだろうし、そうでない人も家で試合を見るだろう。この夏、他に大会はあまりないだろうから、FIFAクラブワールドカップは注目の的となり、好きなクラブに関係なく、すべてのファンが観戦するだろう。」
ルイス・エンリケ監督
「彼は間違いなく世界最高の監督の一人であり、その哲学を通して日々それを証明している。非常に厳しい監督だ。選手たちに対して非常に率直で、トレーニングでも試合でも、毎日チームに何か新しいことをもたらしている。選手として長年にわたって培ってきた人格と経験を生かして、常にチームをうまくリードしている。彼の哲学、高い基準、そして経験が、彼を素晴らしい監督にしている。」
パリの対戦相手
ルージュ・エ・ブルーは、6月15日(日)にロサンゼルスのローズボウル・スタジアムでアトレティコ・マドリードと対戦する。このスタジアムは、1994年にブラジルがイタリアを破ってワールドカップ優勝を果たした、ブラジルにとって重要な場所だ。それはマルキーニョスと彼のチームメイトたちに幸運をもたらすだろうか?「ブラジルにとって素晴らしい思い出のある、このスタジアムでプレーできることを本当に楽しみにしている。この神話的な場所が、自分たちに幸運をもたらし、大事な勝ち点3ポイントを獲得できることを願っている。」
6月20日(金)に同スタジアムでボタフォゴと対戦した後、パリ・サン=ジェルマンは6月23日にルーメン・フィールドでシアトル・サウンダーズFCとのグループステージ最終戦を戦う。そこでは特別な雰囲気が待っている。
「地元チームと対戦するのはいつも特別なことだと思う。ファンの大多数が相手チームを応援することは分かっているけど、選手たちは興奮とプレッシャーに満ちた良い雰囲気でプレーすることを楽しんでいる。だからこそ、このスポーツが好きだし、自分の仕事が大好きなんだ。これは、クラブ、グループ、チームとして成長する絶好の機会だ。自分たちにとって素晴らしい経験になる。」
チームとしての目標
「パリ・サン=ジェルマンは常に高い目標を掲げている。チームとしてどれだけ強固になったかを示してきたと思う。参加するすべての大会で優勝、タイトル、そして表彰台の頂点を目指して、常に努力を続けている。でも、先ほども言ったように、それはいつでも難しい課題であり、非常に複雑なチャレンジだ。1試合ずつフォーカスして、非常に厳しい大会になることを認識し続けていかなければならない。長い道のりだけど、高い目標に向かって努力していきたい。」