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ホームでニース相手に敗戦

Match reports

金曜の夜、パルク・デ・プランスで行われたニースとのリーグ・アン第31節、ほとんどの時間帯パリが試合を支配していたにもかかわらず、結果は3-1で敗れ、今シーズンのリーグ初黒星を喫した。

アウェーでのFCナント戦での1-0の引き分けからわずか3日後、ルイス・エンリケ監督はGKジージョ・ドンナルンマの前にキャプテンのマルキーニョスウィリアン・パチョのセンターバックを起用した。サイドバックは右がアキラフ・ハキミ、左がヌーノ・メンデス、中盤ではヴィティーニャをファビアン・ルイスとジョアン・ネヴェスが支える形で、ウイングはデジレ・ドゥエとフヴィチャ・クヴァラツヘリアが先発し、ウスマン・デンベレがワントップとなった。

パリは開始早々、ピッチの高い位置でボールを独占したが、来シーズンのチャンピオンズリーグ出場権獲得に向け、少なくとも勝ち点1が欲しいニースも堅い守りで対抗する。それでも、最初のチャンスが訪れたのはパリで、ウスマン・デンベレのシュートはマルシン・ブルカが何とかセーブする(11)。ルージュ・エ・ブルーはプレッシャーを強め、デンベレがまたもやゴールに迫るが、ースのGKが指先のセーブでチームを救った(24分)。パリは攻め続け、コーナーキックからジョアン・ネヴェスがシュートを放つが、またしてもブルカに阻まれる(25)!

以前PSGに所属していたマルシン・ブルカは、古巣相手に強い決意を見せ、フヴィチャ・クヴァラツヘリアのシュートも阻む(28分)。パリは波状攻撃を続けたが、デンベレ、そしてデジレ・ドゥエは決定機を決めることができなかった(31分)。対照的に、ニースは数少ないチャンスをものにした。バドレディン・ブアナニが中盤までボールを運び、エリア内のモルガン・サンソンがボールをゴールに流し込んだ(0-1、34分)。しかし、パリもすぐに攻勢に転じ、10分も経たないうちにファビアン・ルイスがデンベレの見事なチップパスに反応し、ボレーシュートを決めて同点に追いついた(1-1、41分)。

しかし、ニースはその直後、サンソンが至近距離からアクロバティックなボレーシュートを決め、再びリードを奪った(1-2、46分)。ルージュ・エ・ブルーは、コンパクトで統制のとれたニースの守備をなかなか突破することができない。ファビアンがエリア内でデンベレに絶好のクロスを送るが、ブルカに阻まれる(66)。そしてユスフ・エンダイシミエが強烈なヘディングシュートを決め、リードを広げ(1-3、70分)パリにとってさらに状況は悪化する。

このような試合展開にもかかわらず、首都のクラブはあきらめず、自陣のペナルティエリア内に張り付くニースを包囲した。ファンの揺るぎない声援に後押しされ、パリは敵陣に攻め込んだが、効果はなかった。ゴンサロ・ラモス(90分)もヴィティーニャ(90+1分)も相手GKを破ることはできなかった。優位に試合を進めたパリだったが、結果を覆すことができず今季リーグ・アン初黒星を喫した。しかし、フランス王者にとって、敗因をゆっくり考えている時間はない。4月29日(火)21:00(中央ヨーロッパ標準時)に行われるUEFAチャンピオンズリーグ準決勝第1戦でアーセナルと対戦するため、数日後にロンドンに向かうのだ。カウントダウンはもう始まっている!